校閲の重要性~ネット情報があふれる時代だからこそ、情報の「質」が問われます

 

 

     今はスマホを開けばいつでも、どこでも簡単に膨大な量の情報にアクセスできます。

         しかし同時に、多くの不確かな情報も溢れています。

 

世界中に飛び交うフェイクニュース。特に新型コロナウイルスを巡っては、

デマなどの不正確な情報が多く見られました。SNSなどで多様な情報が簡単に

    手に入りやすくなった今こそ、受け取る側に真偽を見抜く目が必要になっています。

 

 

 

校正・校閲の部署は新聞社や出版社ばかりにあると思いがちですが、

そうではありません。日本を代表するIT企業のLINE株式会社では、

同社が運営する「LINE NEWS」に自社独自の校閲専門チームがあるそうです。

 

 

今や国内のLINEユーザーは8,400万人以上(2020年3月末)。

多くの人の目にふれるニュースサービスとして、精度を高めるための

チェック機能が不可欠であることから立ち上げられました。

 

専門の校閲者が誤字脱字はもちろんのこと、誤解を招く表現や不快な言葉、

真偽不明な情報などが含まれていないかを確認し、サービスによっては

動画やデザインの校閲も行うそうで、紙媒体にはないネット記事ならではの

多岐にわたる対応が求められています。

 

同社はさらに、「LINE NEWS」でのフェイクニュースやデマ情報への

対策を一層強化するため、ファクトチェックの普及活動を行う非営利団体

「ファクトチェック・イニシアティブ」へ新規参画しました

https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2020/3232)。

 

 

 

 

誤情報や真偽不明の情報が拡散し社会を混乱させる問題が増えている中で、

社会に誤った情報が拡がるのを防ぐ仕組みを作っていこうとするこうした取り組みは、

多くの人々へ情報を提供する側として真にあるべき姿であると思います。

 

 

コンテンツの単なる手軽さや面白さの追求だけでなく、即時性とともに

「質」を兼ね備えた情報提供は、「誤情報に惑わされない社会」をつくります。

校閲はその「質」を高める役割を担っていると思います。

 

株式会社ユー・エス・エスでは、正確な情報をお届けする校閲のお手伝いもしております。

長年の校閲・校正スキルを認めていただき、現在では通信社の社内報の校正も

担当させていただいております。

 

是非、当社の校正・校閲スキルを基礎としたデザインクオリティーを

お試しいただけたら幸いです。

 

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