株式会社ユー・エス・エス/上田写真製版所 ブログ

教えて、社内報Q&A
2021/11/4 2026/1/8

◆教えて!「社内報」づくりのQ&A18【実践編】〈写真撮影の基本と“伝わる”撮り方〉

✅ 記事冒頭の要約

社内報の写真は、記事の印象と信頼性を大きく左右します。プロに頼む場合も社内で撮る場合も、目的と使い道を共有することが重要です。
今回は撮影の進め方から肖像権への配慮まで、社内報に必要な写真の考え方を実務目線で整理します。


こんにちは。
東京・文京区護国寺で、社内報の企画・取材・デザイン・校正・印刷までトータルでお手伝いしている株式会社ユー・エス・エスです。

実践編の今回は「写真撮影」がテーマです。
社内報では、写真があるだけで記事の伝わり方が大きく変わります。
一方で、「誰に撮ってもらうか」「どう撮ればいいのか」「どこまで注意すべきか」といった判断に迷うことも少なくありません。
今回は、社内報で使いやすい写真を撮るための基本を整理します。


Q1. 写真撮影はプロに依頼したほうがよいのでしょうか?

A1. クオリティを重視するなら、プロのカメラマンに依頼するのが最も確実です。
ただし、撮影費用がかかるため、制作費とのバランスを考える必要があります。

社内に写真撮影が得意な方がいる場合は、その人に協力をお願いするのもよい方法です。
アマチュアであっても、印刷物に十分使える写真を撮れる人は少なくありません。

また、プロ・社内のどちらに依頼する場合でも重要なのが、
誌面の内容やイメージをきちんと伝えることです。
「どんな記事に使うのか」「明るい雰囲気か、落ち着いた雰囲気か」「人物中心か、現場中心か」などを共有することで、
撮る側も意図をくみ取りやすくなり、写真の完成度が高まります。

💡 POINT
「誰が撮るか」より「何を伝えたいか」を明確にすることが、良い写真につながります。

Q2. 取材者が自分で撮影する場合の注意点はありますか?

A2. 取材者が撮影する場合、相手がついカメラ目線になりやすい点に注意が必要です。
編集側で「カメラ目線の写真がよいのか」「作業風景の自然な写真がよいのか」を事前に決めてから撮影しましょう。

また、専門的な撮影技術をすべて身につける必要はありませんが、
基本的な知識(明るさ・構図・ピント・背景)を押さえておくと、使いやすい写真になります。
書籍やWebで簡単に調べられるので、撮影前に一度目を通しておくと安心です。

人物を撮る場合は、
「そのまま作業を続けてください」「少しだけこちらを向いてください」など、
軽く声をかけるだけで写真の印象が大きく変わります。

💬 POINT
「うまく撮る」より、「誌面で使いやすい写真」を意識しましょう。

Q3. 社外の人や社外の場所を撮影する場合の注意点は?

A3. 社外の方を撮影する場合は、必ず事前に

  • 社内報に掲載すること
  • 配布先や発行部数
  • 社内報以外では使用しないこと

を伝え、了承を得たうえで撮影します。

また、屋外や自社以外の建物内で撮影する場合も、管理者の許可が必要です。
他人が写り込まないように注意し、どうしても写り込む場合は、
画像処理で顔が分からないように配慮します。

社内報は社内向けの媒体ですが、肖像権やプライバシーへの配慮は欠かせません。

💡 POINT
写真は「撮れる」ことと「使ってよい」ことは別。必ず許可と配慮を。


📝 まとめ

社内報で写真が大切だということは、担当者の方ならすでに実感しているはずです。では、その写真を「どうやって用意するか」まで、きちんと考えられているでしょうか。

プロに頼むか、社内で撮るかは、単なる好みの問題ではなく、誌面のクオリティとコスト、そして制作スケジュールのバランスで決めるべき実務的な判断です。大切なのは、誰が撮るかよりも、「この写真で何を伝えたいのか」を編集側が明確にし、それを撮影者と共有できているかどうかです。

取材者自身が撮影する場合も同じです。カメラの腕前より、カメラ目線にするのか、自然な仕事風景を切り取るのかといった方針を事前に決めておくことで、写真は社内報にふさわしい表情になります。

また、社外の人や場所を撮影するときに、「社内向けだから大丈夫だろう」と思っていないでしょうか。掲載の目的や配布範囲をきちんと伝え、了承を得ることが、あとから困らないための一番の近道です。

写真は、撮影そのものよりも「段取り」と「共有」で価値が決まります。その意識を持つことで、社内報のビジュアルは確実にレベルアップしていきます。


💬 よくある質問(FAQ)

Q. 社内で「写真が得意な人」に頼んだのですが、忙しくて後回しにされがちです。どうしたらいいですか?
A. 「時間があれば撮ります」では、どうしても後回しになります。撮影をお願いする際は、取材日や掲載号を伝え、「この日にこのカットが必要です」と具体的に依頼しましょう。業務の一部として位置づけることで、相手も動きやすくなります。

Q. 撮ってもらった写真が、どうしても誌面で使いにくいことがあります。断ってもいいのでしょうか?
A. 遠慮せず、理由を添えて伝えることが大切です。「この写真だと記事の意図が伝わりにくい」「表紙用にもう少し明るいカットがほしい」など、使えない理由を共有すれば、撮影者も次に活かせます。

Q. 取材と同時に撮影すると、相手が緊張してしまいます。どうすれば自然な表情が撮れますか?
A. いきなり正面から構えず、雑談をしながら撮る、作業風景を先に撮るなどの工夫が有効です。「撮りますよ」と宣言しすぎないほうが、自然な表情が出やすくなります。

Q. 社外の人を撮るとき、どこまで説明すればいいのか迷います。
A. 少なくとも「社内報に掲載されること」「配布先」「社内報以外では使わないこと」は必ず伝えましょう。ここを曖昧にすると、あとから「そんな用途だとは聞いていない」と問題になる可能性があります。


🏢 株式会社ユー・エス・エスより

社内報の写真まわりで、
「撮ったはいいけれど誌面に合わない」
「誰に頼めばいいのか毎号迷う」
「締切直前に写真が足りないことに気づく」
──そんな経験はありませんか。

株式会社ユー・エス・エスでは、社内報の撮影や画像整理だけでなく、
「どんな写真が必要か」を企画段階から一緒に整理し、
取材・デザイン・校正・印刷までを見据えた形でサポートしています。

写真は、うまく撮ること以上に「誌面でどう使うか」が大切です。
現場の段取りまで含めて相談できるパートナーとして、
護国寺を拠点に、実務に寄り添った社内報づくりをお手伝いしています。

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