株式会社ユー・エス・エス/上田写真製版所 ブログ

教えて、社内報Q&A
2021/1/1 2026/1/15

◆教えて!「社内報」づくりのQ&A17【実践編】〈取材とインタビューの進め方──“人に聞く”だけではない情報の集め方〉

✅記事冒頭の要約

社内報の取材は、インタビューだけで成り立つものではありません。資料や現場観察なども組み合わせることで、内容の正確さと説得力が高まります。今回は、取材とインタビューをバランスよく進めるための考え方と実務のコツを紹介します。


✏️ はじめに

こんにちは。
東京・文京区護国寺で、社内報の企画・取材・デザイン・校正・印刷までトータルでお手伝いしている株式会社ユー・エス・エスです。

実践編の第2回となる今回は、「取材」と「インタビュー」がテーマです。
社内報の取材というと、誰かに話を聞くイメージが強いかもしれませんが、実際にはそれだけでは足りません。
資料を読む、現場を見る、数字を確認する──こうした下準備があってこそ、インタビューも意味のあるものになります。


Q1. 取材とは、インタビューのことですか?

A1. 取材=インタビュー、と思われがちですが、本来の取材はもっと広い意味を持ちます。

取材とは、記事に必要な事実や背景を集めるすべての行為のこと。
たとえば次のようなものも立派な取材です。

  • 社内資料や報告書を読む
  • 過去の社内報や議事録を確認する
  • 現場の様子を見学する
  • 写真やデータをチェックする

こうした情報を整理したうえで人に話を聞くと、
「どこがポイントか」「何を深掘りすべきか」が見えてきます。

💡 POINT
インタビューの前に“調べる取材”をしておくと、記事の正確さと深みが大きく変わります。

Q2. インタビューをうまく進めるコツは?

A2. 社内報のインタビューで大切なのは、「話しやすい雰囲気」と「聞く姿勢」です。
質問を次々と投げるよりも、相手の話に耳を傾け、自然な会話の流れをつくることを意識しましょう。

効果的なのは、次のような聞き方です。

  • 「それはなぜそうなったのですか?」
  • 「現場ではどんな工夫をしているのですか?」
  • 「ご自身ではどう感じていますか?」

こうした質問は、単なる事実だけでなく、
その人の考え方や取り組みの背景を引き出してくれます。

また、話の途中で遮らず、
「なるほど」「もう少し詳しく教えてください」と相づちを打つことで、
相手も安心して話してくれるようになります。

💬 POINT
インタビューは“聞き出す”より“引き出す”もの。
話しやすい空気づくりが良い記事につながります。

Q3. 取材で気をつけるべきことは?

A3. 社内の取材でも、守るべき基本的なマナーとルールがあります。

特に大切なのは次の3点です。

  • 事実確認を怠らないこと
     うろ覚えの話や噂話をそのまま載せず、資料や関係者に確認しましょう。
  • 意図しない発言を使わないこと
     雑談の中で出た言葉を、本人の意図と違う形で載せるのは避けるべきです。
  • 掲載前の確認を行うこと
     コメントや数字など、誤解を生みそうな部分は、原則として本人に確認します。

社内報は「社内の信頼」で成り立つメディアです。
その信頼を損なわない姿勢が、取材には欠かせません。

💡 POINT
正確さと配慮があってこそ、社内報の情報は“使える情報”になります。


📝 まとめ

  • 取材は「調べる」「見る」「聞く」を組み合わせて行う
  • インタビューは会話の流れと聞き方が重要
  • 事実確認と配慮が社内報の信頼性を支える

💬 よくある質問(FAQ)

Q. 取材の前に、どこまで下調べをしておくべきですか?
A. 取材対象やテーマに関する社内資料、過去の社内報、関連する数値や概要を一通り確認しておくのが理想です。事前に全体像を把握しておくと、インタビューでの質問が具体的になり、話の理解もしやすくなります。

Q. インタビューの時間はどれくらいが適切ですか?
A. 30分前後が目安です。長すぎると相手の負担になり、短すぎると話が深まりません。必要に応じて「追加で少しだけ確認させてください」とフォローの時間を設けると安心です。

Q. 話した内容をすべて記事に載せる必要はありますか?
A. いいえ。誌面の目的に合った部分を選んで編集します。掲載しない部分があっても問題はなく、むしろ要点を整理することが読みやすい記事につながります。


株式会社ユー・エス・エスでは、取材設計からインタビュー、原稿整理、校正までを一貫してサポートしています。
「何を聞けばいいかわからない」「取材の進め方に不安がある」という担当者さまも、ぜひご相談ください。
護国寺を拠点に、正確で伝わる社内報づくりをお手伝いしています。

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