
社内報の取材は、インタビューだけで成り立つものではありません。資料や現場観察なども組み合わせることで、内容の正確さと説得力が高まります。今回は、取材とインタビューをバランスよく進めるための考え方と実務のコツを紹介します。
こんにちは。
東京・文京区護国寺で、社内報の企画・取材・デザイン・校正・印刷までトータルでお手伝いしている株式会社ユー・エス・エスです。
実践編の第2回となる今回は、「取材」と「インタビュー」がテーマです。
社内報の取材というと、誰かに話を聞くイメージが強いかもしれませんが、実際にはそれだけでは足りません。
資料を読む、現場を見る、数字を確認する──こうした下準備があってこそ、インタビューも意味のあるものになります。
A1. 取材=インタビュー、と思われがちですが、本来の取材はもっと広い意味を持ちます。
取材とは、記事に必要な事実や背景を集めるすべての行為のこと。
たとえば次のようなものも立派な取材です。
こうした情報を整理したうえで人に話を聞くと、
「どこがポイントか」「何を深掘りすべきか」が見えてきます。
💡 POINT
インタビューの前に“調べる取材”をしておくと、記事の正確さと深みが大きく変わります。
A2. 社内報のインタビューで大切なのは、「話しやすい雰囲気」と「聞く姿勢」です。
質問を次々と投げるよりも、相手の話に耳を傾け、自然な会話の流れをつくることを意識しましょう。
効果的なのは、次のような聞き方です。
こうした質問は、単なる事実だけでなく、
その人の考え方や取り組みの背景を引き出してくれます。
また、話の途中で遮らず、
「なるほど」「もう少し詳しく教えてください」と相づちを打つことで、
相手も安心して話してくれるようになります。
💬 POINT
インタビューは“聞き出す”より“引き出す”もの。
話しやすい空気づくりが良い記事につながります。
A3. 社内の取材でも、守るべき基本的なマナーとルールがあります。
特に大切なのは次の3点です。
社内報は「社内の信頼」で成り立つメディアです。
その信頼を損なわない姿勢が、取材には欠かせません。
💡 POINT
正確さと配慮があってこそ、社内報の情報は“使える情報”になります。
Q. 取材の前に、どこまで下調べをしておくべきですか?
A. 取材対象やテーマに関する社内資料、過去の社内報、関連する数値や概要を一通り確認しておくのが理想です。事前に全体像を把握しておくと、インタビューでの質問が具体的になり、話の理解もしやすくなります。
Q. インタビューの時間はどれくらいが適切ですか?
A. 30分前後が目安です。長すぎると相手の負担になり、短すぎると話が深まりません。必要に応じて「追加で少しだけ確認させてください」とフォローの時間を設けると安心です。
Q. 話した内容をすべて記事に載せる必要はありますか?
A. いいえ。誌面の目的に合った部分を選んで編集します。掲載しない部分があっても問題はなく、むしろ要点を整理することが読みやすい記事につながります。
株式会社ユー・エス・エスでは、取材設計からインタビュー、原稿整理、校正までを一貫してサポートしています。
「何を聞けばいいかわからない」「取材の進め方に不安がある」という担当者さまも、ぜひご相談ください。
護国寺を拠点に、正確で伝わる社内報づくりをお手伝いしています。