こんにちは。
東京・文京区護国寺で、社内報の企画から取材、デザイン、校正、印刷までをトータルでサポートしている株式会社ユー・エス・エスです。
社内報の企画を立てたあと、
「ここからどう進めればいいのかわからない」「構成を考えるのに時間がかかってしまう」
──そんな声をよく耳にします。
実は、社内報づくりで一番つまずきやすいのが、“アイデアを形にする”段階です。
発想だけでは誌面にならず、動かさなければ伝わりません。
今回は、思いつきを“実行プラン”へと変えるための、編集的な考え方をご紹介します。
A1. 良い企画ほど、動かす段階で止まりやすいものです。
社内報担当者の仕事は「思いつく」だけではなく、「進め方を描くこと」。
そこでおすすめなのが、構成シート(または実行シート)を作ることです。
💡 POINT
企画は“構想”で止めず、“構成と工程”に落とし込むことがスタートラインです。
紙でもデジタルでも、まずは一枚にまとめてみましょう。
A2. 社内報の取材は、単に情報を集める作業ではありません。
目的は「読者が共感できる言葉を引き出すこと」。
そのためには、“ストーリーを聞く”意識が大切です。
たとえば──
「やってみて一番驚いたことは?」
「この取り組みで、あなた自身が変わったことは?」
などの質問は、記事の“印象的な一節”につながります。
💬 POINT
取材は“素材集め”ではなく、“読者の心に届く言葉探し”。
会話の中に、記事の核となるストーリーが隠れています。
A3. 読みやすい誌面は、情報量より構成の流れで決まります。
伝えたいことが多いほど、文章が平板になりがち。
そこで意識したいのが、「抑揚をつける」構成づくりです。
例:
BEFORE:「新制度導入の様子を紹介」
AFTER:「“働きやすさ”はこう変わった──現場が語る制度改革のリアル」
🖋 POINT
読まれる誌面は、情報を削って「伝わる順番」に整えること。
見出し・写真・文章の三拍子が揃えば、社内報は“伝える力”を持ちます。
企画を形にする鍵は、“準備”と“順番”。
思いついたときの情熱を冷まさず、構成→取材→編集→共有の流れをチームでつなぎましょう。
「伝える」だけでなく、「動かす」社内報がきっとできます。
株式会社ユー・エス・エスでは、
企画構成の整理、取材計画の立案、誌面デザインや校正までを一貫してサポートしています。
「アイデアはあるけれど、形にするのが難しい」「構成や取材設計を相談したい」──そんなときはぜひご相談ください。
護国寺を拠点に、“伝えるを動かす”社内報づくりをお手伝いします。
