株式会社ユー・エス・エス/上田写真製版所 ブログ

— サステナビリティレポート

◆第16回|読み手に伝わるサスレポの「言い方」と「トーン」のコツ 〜まじめすぎ? 軽すぎ? ちょうどいい表現って?〜

読み手に伝わるサスレポの「言い方」と「トーン」のコツ
読み手に伝わるサスレポの「言い方」と「トーン」のコツ 〜真面目すぎ? 軽すぎ? ちょうどいい表現って?〜


こんにちは。
東京文京区護国寺の文字校正が得意なデザイン会社、株式会社ユー・エス・エスです。

サスレポ(サステナビリティレポート)シリーズ第16回です。

今回は、「どんな言葉で伝えるか?」をテーマに、サスレポのトーン(語り口)や表現の工夫についてご紹介します。
せっかくよい活動をしていても、「表現」で伝わらなかったらもったいない!

■ サスレポの文章って、どう書けばいいの?

実際によくある悩み…

よくある悩み解説
真面目すぎて読みづらい読み手に“説明されている感”を与えると、読む気をなくすことも
フランクすぎて信用されない軽いノリやくだけすぎる表現は、信頼感を損なうおそれあり
社内用語・略語だらけで社外に伝わらない一般の人に意味が伝わるかどうかを基準に見直すことが大切

■ トーンの基本:「伝える相手」を思い浮かべよう

たとえば…

  • 👩‍💼 取引先の総務担当者
  • 🧑‍🏫 就職活動中の学生
  • 🧓 地域の自治体職員

→ こうした読み手の顔を思い浮かべて書くと、トーンは自然と整います。

■ よく使われる表現の言い換え例

よく使われる表現言い換え案
弊社におきましては当社では
トレーサビリティの整備を推進中です食材の流れがわかる仕組みを作っています
働き方改革の推進働きやすい環境づくりを進めています
地域貢献にも力を入れております地域のイベントに参加したり、清掃活動を行っています

📌 ポイントは「具体的に・やさしい日本語で
難しい言葉を“分かりやすく言い直す”ことが信頼を生みます。

■ こんな表現も効果的!

  • 「〜しています」 → 丁寧でわかりやすい印象に
  • 「これからも続けます」 → 継続性を感じさせる言葉
  • 「〜のために」 → 行動の理由が伝わりやすい
  • 「実は…」や「たとえば…」 → 親しみやすさUP!

■ 表現のトーンを整えると…

  • 難しそうな話が読みやすくなる
  • 活動内容の「伝わり方」が良くなる
  • 経営層・現場・社外に対して“信頼感”を与えられる

▶ まとめ

  • サスレポの「言葉選び」は、“読み手の目線”がカギ
  • 社外に伝えるなら、専門用語は避けて具体的に
  • 文章を整えるだけで、レポート全体の印象が変わります!

▶ 次回予告

第17回では、「脱炭素」ってどう書けば伝わる?
少し難しいテーマを“やさしく伝える技術”を解説します。

📩 お問い合わせ

トーンや文章表現のチェックも、当社ではお手伝い可能です。
社内の原稿を“読みやすい日本語”に直すご相談、お気軽にどうぞ!

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