株式会社ユー・エス・エス/上田写真製版所 ブログ

— サステナビリティレポート

◆第30回:サスレポづくり、未来につなげる最終回ガイド

サスレポづくり、未来につなげる最終回ガイド
サスレポづくり、未来につなげる最終回ガイド


こんにちは。
東京文京区護国寺の文字校正が得意なデザイン会社、株式会社ユー・エス・エスです。

🟢 「はじめてのサスレポ」から始まった全30回

このシリーズでは、サステナビリティレポート(サスレポ)の基礎から実践まで、全30回にわたって丁寧に解説してきました。
はじめは「そもそも何?」という状態だった方も、今では「うちでも取り組めそう」と感じていただけているのではないでしょうか。

今回は、その締めくくりとして、サスレポを“作って終わり”にしないためのポイントと、今後の展開につなげるためのアクションをご紹介します。



📌 サスレポの本当の目的って?

実は、「作ること」自体が目的ではありません。
サスレポは、社内外に対してこんな“メッセージ”を届けるためのものです。

  • 私たちは社会や環境を無視して経営しません
  • 持続可能性を重視し、努力しています
  • 将来も信頼できるパートナーであり続けます

この「信頼づくり」こそが、サスレポの根っこにある目的です。



✅ 作って終わり…じゃもったいない!

サスレポを最大限に活かすヒント

活用先具体的な使い方
新卒・中途採用サスレポを渡すことで、会社の価値観を共有できる
取引先対応安心して取引できる企業としての信頼アピールに
金融機関融資や投資判断の参考資料として活用されることも
社内浸透社員が自社の取り組みを再認識し、誇りや一体感を持つきっかけに



🔄 定期的に見直すことがカギ

多くの企業がサスレポを年1回のサイクルで発行しています。
その分、“今年らしさ”や“新たな課題”を反映することが大切です。

たとえば

  • Scope3の開示範囲を広げる
  • 女性役職者比率の進捗を報告する
  • 人的資本の取り組みをアップデートする
    …など、毎年内容が「進化」していることが伝わると、信頼感もアップします。



🧩 制作の振り返り:シリーズで学んだことを整理

以下のような構成をもう一度チェックしてみましょう。

  • マテリアリティは明確か?
  • KPIは無理のない範囲か?
  • ステークホルダーの声は入っているか?
  • 写真・図版・言葉づかいは、伝わりやすいか?



📣 まとめ:あなたの会社にも、サスレポは作れます

「うちはまだ小さいから…」「上場企業じゃないし…」
そう思っていた企業にも、今やサスレポを発信する意義があります。

なぜなら、ステークホルダーはどこにでもいるから。
お客様も、社員も、地域の方も。誰もが会社の姿勢を見ています。



📮 ご相談ください!“ゼロからのサスレポ”制作サポート

当社では、

  • はじめてのサスレポ制作
  • デザイン・図版のご相談
  • インタビュー・写真撮影・編集・文字校正
    など、「伝わるレポート」づくりをトータルでサポートしています。

「こんなこと、聞いてもいいのかな?」という内容でもお気軽に。
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