株式会社ユー・エス・エス/上田写真製版所 ブログ

— サステナビリティレポート

◆第14回|そろそろ作る?自社のサスレポ、最初の一歩

そろそろ作る?自社のサスレポ、最初の一歩
そろそろ作る?自社のサスレポ、最初の一歩


こんにちは。
東京文京区護国寺の文字校正が得意なデザイン会社、株式会社ユー・エス・エスです。

サスレポ(サステナビリティレポート)シリーズ第14回です。
ここまでの記事で、サスレポの基本や構成、表現の工夫まで見てきました。
今回は、「そろそろ作ろうかな」と思いはじめた方へ、“最初の一歩”をどこから踏み出すかをお伝えします。

■ 最初に考えるべきは「目的」

いきなり構成を作る前に、まず考えておきたいのが「なぜ作るのか?」

目的例使い方イメージ
取引先への信頼獲得営業資料とセットで提出
採用強化新卒・中途応募者に配布
社内への理念浸透朝礼や全体会議で配布、社内ポスター化
補助金・認証取得の提出資料としてエビデンスとしてPDF化
「なぜ作るのか」という目的を考える

→ 目的がはっきりすると、「何を書くか」「どこまでやるか」が決まりやすくなります。

■ 社内の誰を巻き込む?

サスレポは総務だけで完結しないことが多いです。
以下のような部署の協力があるとスムーズに進められます。

  • 経営層(方針や最終承認)
  • 総務・人事(制度や数値)
  • 現場部門(取り組みの実態)
  • 営業(社外への見せ方)
  • 広報・デザイン(社内外への表現)

→ 最初に“誰を巻き込むか”を決めて、小さなプロジェクトチームを組むのがコツです。

■ 参考にするなら、どんな会社?

「うちは未上場だし、参考になる会社がない…」と思うかもしれません。
でも、同業種や地域密着型の中堅企業の事例がヒントになります。

💡自治体や商工会、取引先のHPに載っているPDFなども参考になります。

“完全な正解”を探すより、“似た取り組みの表現”を見つける視点が大事!

■ いきなり完成を目指さなくてOK!

  • 最初は4ページだけでもいい
  • デザインはWordやPowerPointで作ってもいい
  • 社内限定配布から始めてもいい

→ サスレポは、「完成度」より「スタートしたこと」に価値があります。

▶ まとめ

  • 目的を明確にすることで、内容も関わる人も見えてくる
  • 小さく始めてOK!手の届くところから進めましょう
  • 作ること自体が「サステナを考える」きっかけになります

▶ 次回予告

次回(第15回)は、「素材集め、どう進める?」
社員インタビュー・データ集計・写真の撮り方など、サスレポの“中身の種”を集める方法をご紹介します!

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