こんにちは。
東京文京区護国寺の文字校正が得意なデザイン会社、株式会社ユー・エス・エスです。
前回は、サスレポ(サステナビリティレポート)の“設計図”である「台割(だいわり)」についてお話ししました。
今回は、いよいよ中身について。
「じゃあ実際、何を書けばいいの?」という方に向けて、初心者でも取り組みやすいテーマと書き方のコツをご紹介します。
まず大切なことから。
サスレポは、企業が「社会の中で、どう行動しているか」「何を大切にしているか」を見える化するものだということです。
つまり、
まで含めて正直に伝えることが求められます。
見せ方のうまさより、「事実+会社の想い」を大切にしましょう。
社内にも情報が多く、いちばん取り組みやすいテーマです。
例:
📌ポイント:
「何をしているか」+「どれくらい効果があったか」を組み合わせると説得力がアップします。
“社会”と聞くと大きく感じるかもしれませんが、身近な地域や日常の活動も立派なテーマです。
例:
📌ポイント:
「社外との接点がある活動」はすべて“社会”とつながっています!
社内の働き方改革や社員教育もサスレポで重要な項目です。
例:
📌ポイント:
制度だけでなく「実際に使われているか」「どういう効果が出ているか」も一緒に伝えると◎。
最初から立派な計画やKPI(目標値)を書く必要はありません。
大事なのは、すでにある活動をまず“棚卸し”すること。
「うちの取り組みなんて大したことない」と思っても、
実は他社から見れば「それ、うちでもマネしたい!」ということがあります。
たとえば:
こうした一見小さな行動が、サスレポでは“誠実な企業姿勢”として評価されることもあるのです。
次回(第6回)は、サスレポでよく出てくる難しい言葉「マテリアリティ」について解説します。
「優先すべきテーマ」ってどうやって決めるの?を、やさしく説明しますのでお楽しみに!