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— サステナビリティレポート

◆A4縦?横?サステナビリティレポートの“いまどき”レイアウト事情

A4縦?横?サステナビリティレポートの“いまどき”レイアウト事情



こんにちは。
東京文京区護国寺の文字校正が得意なデザイン会社、株式会社ユー・エス・エスです。

❓よくあるご質問:なぜ最近「A4横」が増えているの?


サステナビリティレポート(サスレポ)のレイアウトといえば、これまで「A4縦」が主流でした。
しかし近年、A4横レイアウトを採用する企業が少しずつ増えてきています。
📲背景にあるのは、印刷ではなくWeb掲載用のPDFとして公開するスタイルの普及です。

✅特に注目されているのは、環境への配慮を“レポートの形”で表現できること。A4横のPDF形式を選ぶことで、こんな利点があります。

  • 紙での印刷を前提としないため、紙資源の使用削減ができる
  • パソコンやタブレットの画面比率と合っていて、閲覧性が高い
  • 横長のグラフや図解を効果的に配置できる
  • デジタル時代にマッチした“スマートな企業姿勢”を演出できる

🔍とくに注目されているのは、レポートの「形式そのもの」で環境配慮の姿勢を示せる点です。
つまり、サスレポでは内容だけでなく「見せ方」も、サステナビリティの一環と捉える動きが広がっています。

■実際の企業事例:A4横レイアウトを選ぶ理由とは?

実際に、A4横のPDFでサスレポを発信している企業は増えています。たとえば、

  • 環境関連機器メーカーA社
    Web公開専用に設計されたA4横のPDFを毎年更新。サイトにフルスクリーンで表示できるビューワーを導入。
  • サービス業B社
    自社の「ペーパーレス宣言」の一環として、印刷物の廃止を決定。A4横PDFを通じて“読みやすさとデータの見せ方”を重視。

「紙を減らす取り組み」と「情報の伝わりやすさ」を両立するA4横の選択は、特に脱炭素や環境配慮に力を入れる企業で導入が進んでいます

■それでも「A4縦」を選ぶ企業がある理由

一方で、A4縦レイアウトを継続して採用している企業も多数存在します。主な理由としては以下が挙げられます。

  • 株主総会や展示会など、印刷配布を前提とするケースが多い
  • 社内資料(報告書・会議資料)と形式を統一したい
  • 過去のフォーマットを流用することで制作コストを抑えたい

また、A4縦は「読み物としての流れ」を作りやすく、文字中心のレポートには依然として有効な形式でもあります。
そのため、誰に読ませたいのか/どのように使うのかという運用目的によって、最適なレイアウトは変わってきます。

📌ユー・エス・エスでは、どちらにも対応可能です

当社では、A4縦/A4横いずれの形式にも柔軟に対応しております。
印刷物として冊子に仕上げたい場合でも、Web掲載用に最適化された横型データを作りたい場合でも、ご希望の用途やご予算に応じて柔軟にご提案いたします。

さらに、

  • グラフや図表の配置
  • 読みやすい文章構成
  • タイトルやアイキャッチのデザイン など

サステナビリティレポートに強いデザイナーと編集者がチームで対応いたします。

ご相談ベースでのご依頼も大歓迎ですので、「まだ何も決まっていない」」「ラフ案から一緒に考えたい」という段階でも、お気軽にお声がけください。

🌿レイアウトの選び方も、サステナブルな視点で

サステナビリティレポートの本質は、“企業の取り組みを社会に正しく伝えること”。
その伝え方――つまりレイアウトの選択にも、企業の姿勢が表れます。


A4縦か横かで迷った際は、以下のような観点を見直してみてください:

  • 想定する閲覧環境(紙?画面?)
  • 社内外での共有方法
  • 情報の性質(文章が中心か、図やデータが多いか)

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