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— サステナビリティレポート

◆第18回|身近な省エネ・リサイクルの伝え方 サスレポで“環境配慮”を分かりやすく書くコツ

身近な省エネ・リサイクルの伝え方 サスレポで“環境配慮”を分かりやすく書くコツ
身近な省エネ・リサイクルの伝え方 サスレポで“環境配慮”を分かりやすく書くコツ


こんにちは。
東京文京区護国寺の文字校正が得意なデザイン会社、株式会社ユー・エス・エスです。

サステナビリティレポート(サスレポ)シリーズ、第18回です。

今回のテーマは、省エネ・リサイクル
「環境配慮」としてサスレポに書きたいけれど、どこまで書くべき?何を“見える化”すればいい?と悩む声をよく聞きます。

■ そもそも「環境配慮」って?

サスレポにおける「環境配慮」とは、環境への負荷を減らすために企業が行っている取り組み全般を指します。

代表的なのは:

  • エネルギーの使用を減らす(省エネ)
  • ごみを減らす、再利用する(リサイクル・リユース)
  • 資源を大切に使う(ペーパーレスや節水 など)

■ サスレポに使える!環境配慮の記載例

分類取り組み内容記載例(やさしい言い回し)
省エネ照明のLED化、エアコンの温度調整電気の使い方を見直し、LED導入と設定温度を調整
リサイクル古紙回収、コピー用紙の裏紙利用社内で古紙の回収を徹底し、裏紙利用も進めています
リユース梱包資材の再利用一度使った梱包材を捨てずに、再活用しています
ペーパーレス資料のデジタル化、会議のモニター表示紙の使用を減らすため、会議資料をデジタル化

🔸 実際にやっていることを、具体的に、やさしい言葉で書くのがコツです。

■ 表現の言い換え例

難しい表現言い換え(読み手にやさしく)
廃棄物処理ごみを種類ごとに分けて、リサイクルに出す
循環型社会の構築資源をムダにしない使い方
再生可能エネルギーの導入太陽光発電の電気を使う
使用済資源の再資源化使い終わったものを集めて、別の用途に役立てる

■ 書くときのポイント

  • まず「実際に取り組んでいること」を具体的に書きましょう。成果や数値は後からでも構いません。
  • 数値データがない場合でも、どんな行動をしているかをしっかり伝えることが重要です。
  • 写真やエピソードなど、現場の「見える化」素材があれば、説得力が一段と高まります。

▶ よくあるお悩み

💬「うちの会社、そんな大きなことやってないけど…」

→ どんなに小さな取り組みでも、立派な“環境配慮”です。たとえば「紙を裏返して使う」といった日常の工夫も、持続可能性への確かな一歩として評価されます。

▶ まとめ

  • 環境配慮は、特別なことではなく「日常の工夫」から始まります
  • サスレポでは、難しい専門用語や大きな成果だけでなく、地道に続けている姿勢や小さな改善をきちんと伝えることが信頼につながります
  • 「小さなことをちゃんと伝える」が信頼につながります

▶ 次回予告

第19回は、「情報をどう整理する? サスレポ台割の考え方」
ページ構成や章立てのヒントをご紹介します。

📩 お問い合わせ

「何を書いたらいいか分からない」「そもそもサスレポって必要なの?」
そんな疑問からでも大丈夫です。
当社では、ゼロからのサスレポ制作を、やさしく、丁寧にサポートしています。

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