株式会社ユー・エス・エス/上田写真製版所 ブログ

— サステナビリティレポート

◆第28回|サスレポに載せる「図版」の作り方と注意点

サスレポに載せる「図版」の作り方と注意点
サスレポに載せる「図版」の作り方と注意点


こんにちは。
東京文京区護国寺の文字校正が得意なデザイン会社、株式会社ユー・エス・エスです。

サステナビリティレポート制作シリーズ(サスレポ)、第28回です。

今回は、図版(グラフ・チャート・表など)に焦点をあてて、
「どうやって作る?」「どこに気をつける?」をわかりやすく解説します。

■ 図版はなぜ必要?

サスレポは文字が多くなりがちですが、
数字や傾向を“視覚で伝える”ことで、
読者の理解がぐんと深まります。

たとえば…

  • CO₂排出量の推移 → 折れ線グラフで
  • 女性管理職比率 → 円グラフや棒グラフで
  • 取り組みのスケジュール → ガントチャートなど仕事の流れを見える化するためので


■ よく使われる図版の種類

図版の種類向いている内容
棒グラフ数値の比較年度ごとの廃棄物排出量
折れ線グラフ時系列の変化CO₂排出量の推移
円グラフ構成比エネルギー源の内訳
複数項目の一覧各事業所の取り組み一覧
イラスト・アイコン説明・誘導サーキュラー経済の図解 など


■ 図版づくりのポイント

✅ 情報は“ひとつ”にしぼる

1図版=1メッセージが原則です。伝えたい内容を明確にしましょう。

✅ タイトルと凡例を忘れずに

・図の上にわかりやすいタイトルをつける
・色の説明、単位、年度なども記載を忘れずに!

✅ 色の使い方に注意

同系色の使いすぎNG(見づらくなります)
赤=悪い、青=安定などの印象にも配慮を

✅ フォントとサイズを整える

・サスレポ全体のトーンに合った字体に
・文字サイズは12pt以上が読みやすい目安です


■ 自作 or 外注?

中小企業ではExcelやCanvaなどで自作するケースもありますが、
「見やすさ」「統一感」「プロ感」を追求するなら、
デザイン会社に任せるのがおすすめです。

当社では、
✔️ グラフやチャートのデータ整理
✔️ 見る人に伝わる図解の制作
✔️ サスレポ全体のデザイン統一
✔️企業のブランドやレポートの目的に合わせたカスタマイズ
など、サステナビリティレポートに最適な図版を、企画から制作・仕上げまでワンストップでご提供しています。

「社内で作ったけど、どうしても素人っぽい」「データの見せ方に自信がない」「もっとインパクトのあるビジュアルにしたい」――そんなお悩みは、ぜひご相談ください。
専門スタッフが、貴社の情報発信力を最大化する“伝わる図版”をお約束します。

サスレポのクオリティアップは、図版から。
ご相談、お待ちしています!


✍️まとめ

  • 図版は「ひと目で伝わる」を意識しよう
  • 1つの図で伝える情報は1つ
  • 色や文字サイズにも気配りを
  • 自作が難しい場合は外注がオススメ!

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