株式会社ユー・エス・エス/上田写真製版所 ブログ

画像加工

◆Adobe PhotoshopのAI機能が凄かったPart2

2021年11月にPhotoshop23.0がリリースされました。
より手軽になったオブジェクトの選択機能や、AI技術で進化したフィルター機能など大幅に強化され、日頃の画像加工の作業に大変役立つアップデートとなっています。
お勧めしたい主な新機能をご紹介します。

オブジェクト選択ツールの「ホバー選択」

マウスカーソルを画像内の被写体に合わせる(ホバー)だけで被写体を認識し、自動でオブジェクトの選択が可能となった機能です。より手軽に人物等の切り抜きができるようになりました。

ニューラルフィルター機能の「風景ミキサー」

また、新しく追加されたニューラルフィルター機能の一つに「風景ミキサー」があります。2枚の画像を組み合わせることで全く新しい画像に仕上げたり、季節を変更したり撮影時間を夕焼けに変更したりがボタン一つで操作できます。
その他、深度ぼかしフィルターやカラーの適用、色調和、スタイルの適用、カラー化と、多彩なフィルター機能が登場しました。

「風景ミキサー」で春から冬にボタン一つで変身

まだある、AIを駆使した凄い機能「スーパー解像度」

また、今回のリリースではありませんが、以前のアップデートで気になった機能に「スーパー解像度」があります。
Adobe Camera RAW v13.2に新しく追加された機能で、元画像の解像度を上げ、より鮮明に見せる機能です。縦横それぞれ2倍サイズになるため解像度は4倍になります。
通常、画像サイズを大きくするとぼやけてしまいますが、スーパー解像度はAIテクノロジーを駆使して補完しながら拡大できます。
どうしても画質の低い画像しか無い場合に重宝するかも?

元画像(左)とスーパー解像度を使用した画像(右)

今後もPhotoshopでどんな機能が追加、強化されるのか楽しみです。

写真画像や媒体制作の際は、長年の実績のある(株)ユー・エス・エスにお任せください。画像補正はもちろん、デザイン制作・印刷・Web制作まで承っております。

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