株式会社ユー・エス・エス/上田写真製版所 ブログ

■デザイン印刷百科
2025/11/19

◆「MCP」実装例に挑戦!難しそう…を乗り越えてMacに導入してみた


話題の「MCP」ようやく一歩踏み出した話

最近、X(旧Twitter)でデジタル庁が公開した「MCP(Model Context Protocol)」の実装例が、話題になっていました。「Jグランツ補助金検索システム」をLLMから使えるようにした例で注目されていました。

「MCP」という単語を見るたび、「難しそうだな…」「専門家向けの技術だろう」と敬遠していました。多くの記事で「便利さ」は伝わってくるのですが、実際に手を動かすには、なんだか敷居が高い気がしていました。

導入は予想外に簡単でした

デジタル庁のホームページ(こちらの記事↗)には、詳細な構築手順が書かれています。専門的な言葉も多く、最初は「難解そうだな…」と思いましたが、実際にMacでセットアップ作業を進めてみると、手順自体はシンプルでした。専門知識はさておき、書いてある通りに手を動かすことが重要だと分かりました。

実際にやったこと

  1. 必要なファイルをダウンロード(GitHubからgit cloneなど)。
  2. Pythonの仮想環境を作成(私はcondaで作成しました)。
  3. 必要なライブラリをインストール。
  4. Pythonファイルを実行して、ローカルサーバーを起動。

「構築」というよりは、「指示された手順の実行」でした。Macを使っている方なら、ターミナルで数ステップのコマンドを実行するだけで、サーバーが立ち上がります。

立ち上がったサーバー


Claudeと連携。設定ファイルを変更するだけ

サーバーが立ち上がったので使ってみます。
デジタル庁の例でも紹介されているように、今回はClaude Desktopアプリと連携させました。

  1. Claude Desktopアプリをダウンロードし、アカウントを作成・ログイン。
  2. ローカルサーバーに接続するための設定ファイルを開く。
  3. そこに、デジタル庁のホームページにもあるサーバーの設定を追記する。

たったこれだけで、連携完了です。

難しい設定などは一切なく、Claudeを通じて自然言語でJグランツのデータにアクセスできるようになりました。

試しに、12月末までの東京都の補助金を調べてもらいました。

チャットで細かく補助金を調べることができます。


まとめ

今回のMCP導入を通して感じたのは、「技術の難しさ」と「導入の手軽さ」は別物だということです。
MCPサーバは、他にも様々なアプリやツールとの連携もされているようです。

例えば、

  • Claudeにローカルなファイルシステムへのアクセス権を与え、ファイルの読み書き、ディレクトリの操作や新規作成といったタスクを実行させる。
  • Google DriveのAPIとの統合により、ドライブ内のファイルやフォルダの管理、コンテンツの読み込み・書き込み、そして検索機能を利用できるようになる。
  • Figma MCPを活用することで、Figmaのデザインデータをプログラムコードへ変換することが可能となる。

など、応用範囲は広そうです。

「難しそうだから」と敬遠していた方も、ぜひこの機会に一歩踏み出して、自分のPCで最新技術が動く便利さを試してみてはいかがでしょうか?

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