こんにちは。
東京文京区 護国寺 の 画像調整が得意なデザイン会社、株式会社ユー・エス・エスです。
先週末は神宮外苑の花火大会でしたね!
自宅にいても「ドーン!」と響く音で夏の夜らしさを感じました。私はYouTubeのライブ配信で花火を楽しんだのですが、臨場感があり、画面越しでも十分に感動できました。
実はその日、姪っ子に私の絞りの浴衣を貸してあげたんです。とても嬉しそうにしていて、その姿がまたかわいくて(身内びいきですが…笑)、花火大会の華やかな雰囲気にぴったりでした。
花火大会はただ「きれい」で終わらせるのがもったいないくらい、雑学や歴史が詰まっています。今回は特に“色”に注目しながら、花火と広報の共通点について考えてみたいと思います。
夜空に広がる花火の色は、実は火薬に混ぜ込まれた金属元素の発色によって決まります。
理科の授業で習った“炎色反応”を応用したものですね。
特に難しいとされるのが青。鮮やかで深みのある青は温度管理が非常にシビアで、花火師の腕の見せどころ。だからこそ、夜空に鮮烈な青が浮かび上がると、観客は思わず息を呑みます。
また、同じ赤でも配合を変えることで「深紅」「朱」「茜」などニュアンスの違いを出すことができます。ほんの少しの差が、印象を大きく変えるのです。
花火師が色で観客の心を掴むように、広報や販促物も“色”で印象が決まります。
これらは、見た人の感情や記憶に直接影響します。
もしロゴの赤が本来より暗く印刷されてしまったら? 夏らしさを狙った青がズレて重たい印象になったら? 読者の受け取るメッセージは大きく変わってしまいます。
花火の色と同じで、わずかな差が人の心に届くかどうかを左右するのです。
当社は、長年「画像調整」や「本機色校正」に力を入れてきました。
カタログや社内報、パンフレットなど、どの媒体でも正しい色を届けることが信頼につながると考えているからです。
ジュエリーや高級時計のカタログでは、色味が少しでも違うと商品の価値が伝わりません。逆に正しい色が表現されていれば、紙面からでも質感や輝きが伝わります。
花火大会で一瞬にして人を魅了する色のように、広報物やデザインにも「心をつかむ色」があります。その色を正確に表現することこそ、私たちの使命です。
これは江戸時代の人気花火師の屋号が由来です。
そして少し余談ですが――
この“鍵屋”の当主・天野さんは、私の中学・高校の同級生なんです。
1学年600人もいたので私の存在は知らないと思いますが(笑)、同級生が日本の花火文化を継いでいると思うと、とても誇らしい気持ちになります。
伝統を受け継ぎながら、新しい時代に合わせて魅力を伝えていく。これは企業広報においても大切な姿勢だと感じます。
花火の色は、ただの「きれい」ではなく、化学・歴史・人の想いが込められています。そしてその色は、一瞬で人の心を動かす力を持っています。
広報やデザインも同じです。色を大切にすることは、伝わり方にこだわること。花火のように人の記憶に残る広報物を、一緒につくっていきませんか?
当社では、取材・撮影・編集・デザイン・画像調整・印刷までトータルでサポートしています。ぜひお気軽にご相談ください。