株式会社ユー・エス・エス/上田写真製版所 ブログ

■社内報

【現場がラクになる】編集権限を明確にするだけで校正がスムーズに!

〜会報誌・広報誌・社内報 担当者のための編集実務のヒント〜

👋 はじめに:編集者のお悩み、共通してませんか?

こんにちは!広報誌・社内報・会報誌のご担当者さま向けに、
今回は「編集権限」の大切さについてお話しします。

👂 よく聞くお悩み…

  • ⏳ 原稿の校正がなかなか戻ってこない
  • 🙇 上司や役員の原稿に赤を入れにくい
  • 🔁 修正依頼が終わらない・増え続ける

これらの背景には、編集者の「判断権限」が曖昧なことが大きく関係しています。


✍ 編集者は“掲載するだけの人”じゃない!

編集者は、読者に伝わりやすい紙面をつくる「責任者」です。
原稿を整え、構成を考え、媒体全体の品質を守る立場にあります。

だからこそ必要なのが…

👉 編集者に「最終判断の権限」があること!


🎯 編集権限を明確にするメリット

✅ 校正回数の制限でやり取りを最小限に!

「初校+再校の2回まで」といったルールをあらかじめ明確にし、
編集者がそれをもとに進行することで、不要な往復を防げます。

🕓 発行スケジュールが守りやすく!

編集者が進行管理の主導権を持つことで、
「著者待ちで発行が延期に…」という事態も避けられます。

📦 印刷トラブルの防止にも!

「ギリギリに入った修正が反映されずに印刷された…」
そんな事故も、編集者が締切と最終判断を握ることで防止可能!


🧑‍💼【実例】役員原稿にも編集が入れられた!

ある社内報担当者は、役員原稿に赤字を入れづらく困っていました。
そのとき取った対応がこちら👇

📌 編集方針を明文化して全員に共有!
「誰の原稿でもルールに沿って処理する」仕組みにしたことで、
修正依頼の負担が激減。紙面全体の統一感もアップしました。


🧭 まとめ:編集権限は“媒体の質と効率”を支える土台

編集者が権限を持つことで…

  • 📉 校正負担が減る
  • 🕒 スケジュールが守れる
  • 🖨 印刷ミスが防げる
  • 💡 メディアの質が上がる!

単なる「決定権」ではなく、制作現場全体を守るための責任ある立場として編集者の役割を見直すことが大切です。


💬 担当者へのひとことアドバイス

✏️ 最初の一歩は「編集ルールの言語化」から!
・校正回数は何回か
・最終稿の締切はいつか
・編集者がどこまで手を入れてよいか

これらを文書化して、関係者と共有しましょう。
ルールは「縛る」ためではなく、「守る」ためにあります。


✅ 編集権限の現状チェックシート

あなたのチームでは、編集権限が明確に運用されていますか?
下記をチェックしてみましょう。

チェック項目実施できている?
1. 校正締切日を全関係者に共有し、守れている□ はい/□ いいえ
2. 担当者が修正提案の権限を持っている□ はい/□ いいえ
3. 校正回数を明確にし、管理できている□ はい/□ いいえ
4. 最終稿に誰がOKを出すかが明確□ はい/□ いいえ
5. 編集ルールを文書化している□ はい/□ いいえ

「いいえ」が多ければ、
編集者の権限が弱い状態かもしれません。


🧩 言い出しにくい立場のあなたへ:

編集可能な制作会社を活用するという選択

組織の中では、どうしても立場上、ルールを主張しづらいこともありますよね。
そんなジレンマを抱えるご担当者さまにおすすめしたいのが、
編集ができる制作会社」との協業です。

📌 株式会社ユー・エス・エスでは、
・企画段階からのご提案
・文章構成・文字校正のアドバイス
までトータルで対応しています。

しかも、「いきなり赤字修正」ではなく
🔎 **「鉛筆出し」**という形で柔らかくご提案することも可能です。
「鉛筆出し」についてのブログも書いています。詳しくはこちら

💬 鉛筆出しとは?
「ご検討・ご判断をお願いします」と添える、
調整型の修正提案のこと。
直してほしいけれど、強制ではない。
👉 例:「この表現の方がわかりやすいかもしれません」

🖋 赤字は「必ず直すべき修正」ですが、
✏ 鉛筆出しは「選択肢」「補足」「確認依頼」など、
執筆者の意図や立場を尊重したご提案スタイルです。

制作会社からの提案であれば、
「編集者が勝手にいじった」と思われる心配も少なくなり、
担当者の立場を守りながら品質向上が可能になります。


📩 お悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください!
編集のジレンマを解消し、読みやすく、伝わる紙面づくりを一緒に目指しましょう。

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