文:職場体験スタッフ

こんにちは。
東京文京区・護国寺を拠点に、広報誌制作やデザイン制作を行っている株式会社ユー・エス・エスです。
今回は、職場体験に来てくれた方が書いた体験コラムをご紹介します。
テーマは「海外生活で気づいた日本の良さ」。
タイ・バンコクでの暮らしの中で感じた、小さな発見についてのエピソードです。
2年ほど前、主人の仕事の関係で、家族三人でタイ・バンコクに住むことになりました。
それまでの私はフルタイムで働く生活で、仕事中心の毎日。
家族とゆっくり過ごす時間は、あまり多くありませんでした。
そんな中で突然決まった海外生活。
タイにはそれまで一度も行ったことがなく、慌ててガイドブックを購入しました。しかし、なかなか気持ちが追いつかず、結局ほとんど読まないまま出発の日を迎えました。
バンコクの空港を出た瞬間、強い熱気に包まれました。
日本の夏とはまた違う、一年中続くような暑さ。
「これからここで生活するんだ」と思うと、少し不安になったことを覚えています。
そして次に戸惑ったのが食事でした。
タイ料理はとても美味しいのですが、辛い料理や香辛料が強いものも多く、当時まだ小さかった子どもが食べられる料理があまりありませんでした。
幸い、私たちが住んでいたのは日本人が多く住むエリア。
日本食レストランやスーパーも多く、日本の食材が手に入る環境だったので本当に助かりました。
海外生活は華やかに見えるかもしれませんが、慣れるまでは想像以上に大変でした。
暑さ、食べ物、文化、生活習慣。
すべてが日本とは違います。
例えば、道路。
場所によっては舗装がガタガタで、歩くのも少し大変でした。
また、水道事情も日本とは違います。
以前よりはきれいになっていると言われていますが、まだ不安があるため、トイレットペーパーを流せないトイレも多くありました。
日本では当たり前だったことが、当たり前ではない。
そんな小さな違いの積み重ねで、最初の1か月は「日本に帰りたい」と思う日もありました。
しかし、時間が経つにつれて少しずつ生活に慣れていきます。
よく行くお店ができたり、街の雰囲気にも慣れてくると、気持ちにも余裕が出てきました。
その頃から感じたのが、日本の暮らしやすさです。
・道路が整備されていて歩きやすい
・水道水が安心して使える
・トイレが清潔で紙も流せる
日本では当たり前すぎて気づかなかったことが、海外に行くことでよくわかりました。
改めて、日本は本当に暮らしやすい国だと感じました。
バンコク生活で驚いたことのひとつが、タイの美容文化です。
韓国が美容大国として有名ですが、タイも負けていません。
デパートのフロア一面が美容クリニックや美容サロンということもあり、最初に見たときはとても驚きました。
さらに印象的だったのは、施術後と思われる包帯をぐるぐる巻きにした人が、普通にカフェでお茶をしている光景。日本ではあまり見かけないので、とても新鮮でした。美容が日常に溶け込んでいる文化なのだと感じました。
タイ生活で私がすっかり好きになったのが、タイマッサージです。
日本ではなかなか頻繁に通うことはできませんが、タイではとてもリーズナブル。そのため、週に何度も通うこともありました。ただし、マッサージはお店によって技術の差があります。
自分に合うお店を見つけることが大切で、良いお店を見つけたときはとても嬉しかったです。
また、タイには皇室御用達のアロマブランドなどもあり、香りの良いオイルや石けんはお土産としても人気でした。
最初は戸惑っていたタイ料理ですが、少しずつ食べられる料理を見つけるのも楽しみのひとつになりました。
辛くない料理を探したり、レストランでおすすめを聞いたり。
そうしているうちに、タイ料理の魅力が少しずつわかってきました。
中でも印象に残っているのがドリアンです。
日本にいた頃は「匂いが強い果物」というイメージしかありませんでした。
しかし、せっかくタイにいるので思い切って食べてみると、濃厚で甘く、とても美味しい。気がつけば、すっかり好きになっていました。
今回の海外生活で、何よりよかったと感じているのは、家族と過ごす時間が増えたことです。日本で働いていた頃は忙しく、子どもとゆっくり向き合う時間があまりありませんでした。
バンコクでは、一緒に出かけたり、食事をしたり、何気ない会話をしたり。その中で、子どもの成長を感じられる時間がたくさんありました。仕事に追われる日常では気づけなかった、大切な時間だったと思います。
最初は戸惑いばかりだった海外生活。
しかし、食文化や美容、街の活気など、知れば知るほどタイの魅力を感じるようになりました。
今では、また訪れたい国のひとつです。
海外生活は大変なことも多いですが、新しい価値観や文化に触れることで、見える景色も変わります。そして何より、家族と過ごしたあの時間は、私たちにとって大切な思い出になりました。
Q. タイで暮らしてみて、一番驚いたことは何ですか?
A.
美容文化の身近さです。
デパートのワンフロアが美容クリニックやサロンで埋まっていることもあり、日本との違いを感じました。また、リーズナブルにマッサージが受けられるため、日常的に美容ケアを楽しめる環境も印象的でした。
海外で暮らしてみると、日本では当たり前だった日常のありがたさに気づくことがあります。
環境が変わることで見えてくる小さな発見や価値観の違いは、とても興味深いものです。
今回の体験も、海外生活のリアルな一面を伝えてくれるエピソードでした。
こうした実際の体験や声は、読む人に新しい気づきを与えてくれるものだと感じます。
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※本記事は、東京しごとセンター(女性しごと応援テラス)の再就職支援プログラムの職場体験に参加された方が書いた原稿をもとに、当社にて構成・表現を整えて掲載しています。