涼しくなって過ごしやすいはずの秋。だけど、「なんだか体が重い」「朝起きられない」「やる気が出ない」…そんなプチ不調、感じていませんか?
それ、「秋バテ」かもしれません。
秋バテとは、夏の疲れが体に残ったまま、気温や気圧の変化にさらされることで起きる体調不良のこと。医学用語ではありませんが、近年はSNSやメディアでもよく取り上げられています。
社会人の皆さんは、日々の業務や社内外の調整業務などで、心身ともに神経を使うシーンが多いはず。しかも、季節の変わり目は案件も増えてバタバタしがち・・・。気づかないうちに、自律神経や体のリズムが乱れているかもしれません。
この記事では、「秋バテ」の原因と症状、そして忙しい毎日でもできるセルフケア・オフィス対策を紹介します。自分の健康状態を振り返るためのチェックリストもありますので、ぜひ活用してくださいね。
以下の項目にチェックを入れてみてください。3つ以上当てはまったら、秋バテ対策を始めましょう。
チェック項目 | ✓ |
---|---|
朝起きるのがつらい日が続いている | |
夜なかなか寝つけない/眠りが浅い | |
食欲が安定しない(食べすぎ/食べられない) | |
気分が落ち込む・イライラしやすい | |
頭が重い・肩こりがひどい | |
お腹の調子がよくない | |
集中力が続かず、仕事に身が入らない | |
休日もなんとなくだるい/出かける気にならない |
ここからは、忙しく働く皆さんでも取り入れやすい対策をご紹介します。
冷えた体は疲れやすく、免疫力もダウン。今の時期は、「温かくて消化にやさしい食べ物」を意識して取り入れましょう。
おすすめ食材:
しょうが、にんじん、ごぼう、れんこんなどの根菜類、
きのこ類、
豚肉、鮭などのタンパク質、
味噌汁、スープ、雑炊など温かい汁物
飲み物も冷たいペットボトルではなく、常温〜ホットのお茶や白湯を選ぶだけで、内臓の冷えを防げます。
朝の光は、体内時計を整える“スイッチ”の役割を果たします。起床後30分以内に朝日を浴びるだけでも、自律神経が「活動モード」に切り替わりやすくなります。
ついついシャワーで済ませていませんか?
ぬるめの湯(38〜40℃)に10〜15分浸かることで、リラックス効果が得られます。
オフィスでもできるストレッチや、通勤時のウォーキングなどで血流を促進しましょう。
以下のような「ちょい足し運動」でも、自律神経は喜びます。
広報職は座り仕事が多く、気がついたら数時間PCに向かいっぱなし…なんてことも。オフィスでも取り入れられる簡単な工夫を紹介します。
自分の体調と気分のセルフケアはとても大切です。秋バテ対策は、「ちゃんと休む」「温かく食べる」「ゆるく動く」そんな習慣の積み重ね。忙しい中でも、ほんの少し意識を向けるだけで、心も体も整いやすくなります。
この秋は、無理せず、気持ちよく、自分を労わるシーズンにしてみませんか?