こんにちは。
東京文京区 護国寺の ビジュアル制作が得意なデザイン会社、株式会社ユー・エス・エスです。
仕事に家事にと忙しい毎日。気づけば「自分の時間なんて取れてないな…」なんてこともありますよね。そんなときにぴったりなのが、紅茶と小さなスイーツをゆったり楽しむ“アフタヌーンティー”のひとときです。
おしゃれでちょっと贅沢そうに見えるアフタヌーンティー。でも、少し歴史や豆知識を知っておくと、味わい方や写真の残し方まで、もっと楽しくなるんです。
今回は護国寺近辺のスポットも少しご紹介しながら、「アフタヌーンティーをより楽しむためのコツ」をお届けします。
アフタヌーンティーは、19世紀のイギリスで生まれました。ベッドフォード公爵夫人が夕食までの時間が長く、空腹を紛らわせるために、午後の軽食と紅茶を楽しんだのが始まりとされます。
その後、社交の場として発展し、優雅な時間を楽しむ文化として広まりました。
こうした歴史を知ると、ただ“おしゃれに見える時間”ではなく、「日常の延長線上にある、自分のための儀式」としての価値が感じられます。今でいう「気分転換のカフェ時間」の先駆け。100年以上前から続く“自分を大切にする習慣”と考えると、ちょっと素敵ですよね。
アフタヌーンティーといえば、写真映えする三段のスタンド。実は、ただ見た目がかわいいだけではありません。
段 | 内容 | 意図/効果 |
---|---|---|
下段 | サンドイッチ、キッシュ、セイボリー(塩味系) | しょっぱさで食欲を整える |
中段 | スコーン(クロテッドクリーム、ジャム添え) | 甘さの前段階として、ちょうどよい中間 |
上段 | ケーキ、マカロン、プティフール | 華やかな甘さでフィナーレ |
このように「しょっぱい→ほどよい甘さ→スイーツ」と進むことで、味覚のリズムが整い、最後まで美味しく食べられるのです。紅茶の種類を途中で変えると味覚のリセットにもなり、さらに飽きずに楽しめます。
アフタヌーンティーをより豊かにするために、紅茶選びにも少し注意を向けるといいでしょう。
以下は、初心者にも取り入れやすいおすすめの組み合わせパターンです。
種類 | 特長 | 合う場面 |
---|---|---|
ダージリン | 香りが華やかで軽やか | 最初の一杯として、食事前に |
アッサム | コクがあり濃厚 | スコーンやチョコ系と合わせて |
アールグレイ | 柑橘の香りがさわやか | 甘さの間に口直しとして |
順番は「香りの軽いもの → コクのあるもの → フレーバー系(香り)」という流れを意識すると、飲み疲れしにくくなります。
スコーンの正しい扱い方を知ると、味の印象も変わります。
せっかくのアフタヌーンティーの時間は写真にも残したいもの。スマホで素敵に撮るためのコツをいくつかご紹介します。
自然光が入る窓際の席がベスト。直射日光だとコントラストが強くなりすぎるので、柔らかい光が差す席を選びましょう。
逆光より、少し斜め(半逆光)が立体感を出すのにおすすめ。
スマホの「ポートレートモード」は背景をやわらかくぼかしてくれるので、三段スタンドやスイーツが強調され、主役感が出ます。
カップの湯気、ティースプーン、ナプキン、背景に映る庭の緑やラウンジの窓。主役のスイーツの隣に少しだけ小物を添えると、空間に“息づかい”が生まれます。
白い皿の上に色とりどりのスイーツが並ぶと華やか。背景にナプキンやテーブルクロスの色が映り込みすぎないようにすると、すっきりまとまります。
友達と一緒なら、手を伸ばしてカップを持つシーンや、スコーンにジャムを塗る瞬間を撮るのもおすすめ。食べ物だけの写真よりも“その場の雰囲気”が伝わります。
※営業日・提供時間は各店舗の公式サイトで最新情報をご確認ください。
アフタヌーンティーは、ただの“映えスイーツ”ではありません。
紅茶の香りとスイーツをゆっくり楽しむ2時間は、自分自身を見つめ直す小さな習慣。紅茶の香りとスイーツを楽しみながら過ごす2時間は、心をやさしくリセットしてくれます。
忙しい毎日の中に、ほんの少しの余白を。
護国寺の落ち着いた空気とともに、次の休日は“わたしにご褒美の午後”を過ごしてみませんか?