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◆グローバル・リサイクル・デー(3/18)とは? 持続可能な未来のためにできること

グローバル・リサイクル・デーとは? 持続可能な未来のためにできること
グローバル・リサイクル・デーとは? 持続可能な未来のためにできること


こんにちは。
東京文京区 護国寺 の広報をデザインする会社、株式会社ユー・エス・エスです。

毎年3月18日は「グローバル・リサイクル・デー(Global Recycling Day)」です。この日は、リサイクルの重要性を世界に広め、持続可能な社会を目指すための活動を促進することを目的として制定されました。

しかし、日本ではまだこの記念日を知らない人も多いのではないでしょうか?この記事では、グローバル・リサイクル・デーの背景や意義、世界の取り組み、そして私たちができることについて詳しく解説します。


グローバル・リサイクル・デーの概要

📌 いつ制定されたの?

グローバル・リサイクル・デーは、2018年に国際リサイクル基金(Global Recycling Foundation)によって制定されました。
この民間財団は「世界中でリサイクルの活力を促進すること」を目的とし、世界中の政府、企業、コミュニティ、個人の考え方を変えて、リサイクル可能なものを資源として捉える行動の日として、この記念日を設けました。

📌 なぜ3月18日なの?

3月18日は、世界が一丸となって「地球を第一に考える」ことを意識し、リサイクルを通じて環境問題に取り組むための象徴的な日です。
この日には、世界各国でリサイクルに関するイベントや啓発活動が実施され、持続可能な未来へのアクションが促進されます。


3R(スリーアール)とは?

環境保護のために推奨される「3R」という概念があります。これは、以下の3つの言葉の頭文字を取ったものです。

  1. リデュース(Reduce):ごみを減らす
  2. リユース(Reuse):繰り返し使う
  3. リサイクル(Recycle):再資源化する

リサイクル(Recycle)はよく聞く言葉ですが、リデュースやリユースも環境負荷を減らすために重要な取り組みです。それぞれの意味を詳しく見ていきましょう。


3Rの詳細と具体例

1. Reduce(リデュース)— 廃棄物を減らす

リデュースとは、資源の使用量を減らし、無駄なごみを出さないようにすることを指します。

🔹 事業者の視点

  • 製品の設計時に長く使える工夫をする。
  • 少ない材料で製品を作る設計をする。
  • アフターサービス(修理・点検)を充実させ、製品を長く使ってもらう。
  • 簡易包装・詰め替え容器の普及を促進する。
  • 食品ロス削減のための仕組みを作る。

🔹 消費者の視点

  • マイバッグやマイボトルを活用し、使い捨てを減らす。
  • 詰め替え容器の商品を選ぶ
  • 耐久性の高い製品を選び、修理しながら使う
  • レンタルやシェアリングサービスを活用する(例:洋服レンタル、カーシェアなど)。

2. Reuse(リユース)— 繰り返し使う

リユースとは、使用済みの製品や部品をそのまま再利用することです。新品を買うのではなく、使い続けることで資源の無駄遣いを防ぎます。

🔹 事業者の視点

  • 製品設計時に、本体や部品がリユースしやすい工夫をする。
  • 使用済製品を回収・修理し、新品同様に再販売する。
  • 回収システムを構築し、容器や部品を再使用する。

🔹 消費者の視点

  • リターナブル容器(再利用できる容器)を選ぶ
  • フリーマーケットやガレージセールを活用し、不用品を再利用する。
  • 中古品を購入し、まだ使えるものを有効活用する。

3. Recycle(リサイクル)— 再資源化する

リサイクルとは、使い終わった製品を資源として回収し、新しい製品に生まれ変わらせることです。

🔹 事業者の視点

  • リサイクルしやすい製品設計を行う。
  • リサイクル素材を積極的に活用する。
  • 使用済みの製品の回収・再生システムを整備する。

🔹 消費者の視点

  • ごみの分別回収に協力する
  • リサイクル製品を積極的に購入する
  • 資源の効率的な分別回収に努める

世界のリサイクル事情

🌎 ヨーロッパ

  • ドイツ:リサイクル率66%で世界トップクラス。「デポジット制度」により、ペットボトルや缶の回収率が高い。
  • スウェーデン:廃棄物の99%をリサイクルやエネルギー化し、埋め立てごみがほぼゼロ。

🌏 日本

  • リサイクル率40%程度と比較的高いが、サーマルリサイクル(ごみ焼却による発電)が多いのが課題。

🌍 アメリカ

  • 州によってリサイクル率に差があり、全体の平均は約34%

私たちができること

グローバル・リサイクル・デーを機に、日々の生活の中でリサイクルを実践しましょう!

正しい分別をする(ペットボトルのキャップやラベルを外す)
マイバッグ・マイボトルを活用する
リサイクル製品を選ぶ
不用品をフリーマーケットなどで再利用する
SNSでリサイクルの大切さを発信する(#GlobalRecyclingDay)


まとめ

グローバル・リサイクル・デーは、地球の未来を考え、リサイクルの意識を高める日です。
3R(リデュース・リユース・リサイクル)を意識することで、資源を大切にし、環境負荷を減らすことができます。

あなたの小さな行動が、大きな変化につながる!
今日からできることを始めてみませんか?

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