(2025年10月更新)

こんにちは。
東京・文京区護国寺を拠点に、社内報づくりをトータルで支える株式会社ユー・エス・エスです。
「社内報をつくるにあたり、何から決めればよいのか……」
そう悩む方が多く戸惑いやすいのが“企画の前提”となるコンセプトの部分です。
今回は、社内報の軸を整えるための考え方をQ&A形式で解説します。
一般の雑誌と同様に、社内報にも “媒体の世界観を示す一言” を持たせることで、
誌面のトーンや扱う情報の方向性が自然に定まっていきます。
以下のようなキャッチフレーズ例を参考にすると、企画の軸が言語化しやすくなります。
■ 若手・新入社員向け
・不安ゼロで社会人を楽しむための“伴走型社内報”
・はじめの一歩を支える気づき共有レター
■ 現場系・製造・工場
・現場の声で会社を強くするリアル社内報
・技術と誇りを未来へつなぐインナーコミュニケーション誌
■ 成果・営業・数字志向
・“成果の理由”を解剖して共有する実務レポート
・勝ち続けるチームの思考と実践を見える化する社内報
■ クリエイティブ・企画系
・思考の断面を見せ合い発想を増やす編集型インナー誌
・つくる人の裏側と習慣から学ぶ「つくり手の記録」
■ 生活・雰囲気になじむやわらかめ
・余白とやさしさで働き方を整えるライフノート
・仕事と暮らしの調和を探す“社内の小さな伴走紙”
■ エンゲージメント・文化形成
・人が見えると会社はもっと好きになるコミュニケーション誌
・会社と社員の距離を1ミリ縮めるインナー・ブランディング誌
このように「自社の社内報はどんな役割を担う媒体か」が一言で定義されるだけで、
そこから逆算して企画・文章・デザインの方向性がぶれにくくなります。
例)
「意欲向上」+「旬な情報発信」
→「会社生活を1ランクUPさせるアクティブ情報誌」
「愛社精神を育てる」+「コミュニケーション活性化」
→「がんばる社員を応援するインナーコミュニケーション誌」
一度決めたフレーズは、原稿依頼・執筆・デザイン発注の際にも“判断軸”として共有することで、制作全体が安定して進みます。
企画が定まらないときは、闇雲にネタを探すのではなく
「誰に」「どんな世界観で」「何を届けるか」
を先に定義することが出発点になります。
読者像とコンセプトが定まれば、その後の企画立案・執筆・デザイン・依頼すべてが格段に動かしやすくなります。
A. 問題ありません。全体で全員を狙うより、企画単位でターゲットを変える方が現実的です。
A. はい。まずは暫定でも構いません。運用しながら改訂する前提で十分です。
A. 社内報の役割と読者像を説明し、方針に沿った誌面例を共有すると合意形成が進みやすくなります。
社内報は、企画を立てる前の「軸=コンセプト」が定まっていないと、
途中で行き詰まりやすく、続けるほど負担が増えてしまいます。
株式会社ユー・エス・エスでは、企画設計やキャッチフレーズづくりといった
“根本の整理”の段階から、編集・デザイン・校正・印刷・Web納品まで
一社完結で伴走できる体制を整えています。
コンセプトの言語化に不安がある方も、はじめから安心してご相談ください。