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文字校正

◆校正で押さえておきたいチェックポイント②数字・固有名詞の正確さ

校正で押さえておきたいチェックポイント②数字・固有名詞の正確さhttps://www.uss-ueda.co.jp/kousei/

こんにちは。
東京・護国寺にある、デザインから校正、印刷まで一貫対応できるデザイン会社、株式会社ユー・エス・エスです。

社内報や広報誌に掲載される記事では、会社名・人名・部署名・日付や年度など、固有の情報が数多く登場します。こうした部分に誤りがあると、内容そのものが正しくても、読者から「本当に信じてよいのか」という疑念を持たれてしまいます。

数字や固有名詞の誤記は、誤字脱字以上に企業や組織の信頼を損なう大きなリスクです。だからこそ校正の現場では、細かなチェックを怠らず、公式資料や一次情報と照合しながら確認を行います。

数字・固有名詞でよく起こるミス

  • 年度や日付のずれ(2024年と2025年が混在するなど)
  • 「株式会社」と「(株)」の不統一
  • 部署名や肩書の誤表記(営業二部/営業第二部 など)
  • 人名の誤字(「佐藤健司」と「佐藤健二」のような一字違い)
  • 本社所在地の旧住所をそのまま使用

これらは一見ささいに見えても、社内外の読者からすぐに指摘される部分です。記事全体の信頼を守るためには、見逃してはいけないポイントです。

✏️ 校正例1:年度の誤り

Before
本文:当社は2024年度に新しい人事制度を導入しました。
※実際には2025年度が正しい。

After
本文:当社は2025年度に新しい人事制度を導入しました。

👉 年度や西暦の誤りは特に多い部分。スケジュールや公式資料と突き合わせて確認します。

✏️ 校正例2:部署名の不統一

Before
本文:営業二部は目標を達成しました。
別の箇所では「営業第二部」と表記。

After
本文:営業第二部は目標を達成しました。

👉 会社ごとの正式表記を確認し、媒体全体で統一します。

✏️ 校正例3:人名の誤り

Before
本文:○○株式会社 代表取締役社長 佐藤健司 氏
※実際の名前は「佐藤健二」。

After
本文:○○株式会社 代表取締役社長 佐藤健二 氏

👉 人名の誤記は最も失礼にあたるミス。名簿や公式サイトで必ず確認が必要です。

まとめ:信頼を守るための基礎

数字や固有名詞の正確さは、記事の信頼性を守るうえで欠かせない基礎です。誤字脱字以上に注意が必要であり、校正では「一文字の違いが大きな誤解を生む」ことを常に意識して確認します。

株式会社ユー・エス・エスの取り組み

株式会社ユー・エス・エスは、

  • 写真製版・画像補正の確かな技術
  • 企画・編集・デザインから印刷・Web展開までの一貫対応
  • 校正による信頼性の担保

を強みに、企業の情報発信をサポートしています。

「数字や固有名詞の誤りをなくしたい」「記事の信頼性を高めたい」──
そんなときはぜひ、私たちにご相談ください。

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