こんにちは。広報やデザインの現場で、「正確に、そして魅力的に伝える」ためのお手伝いをしている株式会社ユー・エス・エスです。
先日、旅先でお茶室を拝見する機会があったのですが、静かな茶室に一歩入ると、床の間に掛けられた「和」の筆文字のお軸が目に入り、学生時代に所属していた茶道部のことを思い出しました。
当時、先生から何度も耳にしたのが「和敬清寂(わけいせいじゃく)」という言葉。茶道の精神を表すこの四文字は、お茶の場だけでなく、現代の仕事にも通じる大切な心得だとあらためて感じましたので、簡単にご紹介いたします。
人や自然と争わず、心を通わせて場の雰囲気を和らげること。
茶室では亭主と客、そして季節や道具が調和することを大切にします。
相手や物事を尊び、感謝の気持ちを忘れないこと。
人間関係だけでなく、茶道具や食材など、すべてに敬意を払います。
見た目や環境を清潔に保つだけでなく、心の曇りを取り去ること。
水や茶器を清める所作にも表れています。
騒がしさや欲を離れ、静かで安らかな境地に至ること。
にぎやかな場の中にも心の静けさを保ちます。
広報の仕事は、異なる立場の人々をつなぎ、共通の理解を生む「橋渡し役」です。
敬意は文章や写真からも伝わります。「雑に扱われていない」という印象は、ブランドイメージを守る力になります。
“清らかさ”は、広報では「信頼性」と直結します。誤解を招かない発信は、長期的な信頼を築きます。
広報はスピード感も大事ですが、「待つ勇気」や「静かに伝える力」もブランド力の一部です。
茶道の心得は、一見ビジネスと関係ないように見えて、本質は同じです。
この4つを意識することで、短期的な反応に一喜一憂する広報から、長期的に企業価値を高める広報へと変わっていきます。
「和敬清寂」の心得は、広報やデザインの現場でも、調和・敬意・誠実さ・落ち着きといった形で息づかせることができます。
当社では、取材・撮影から編集、企画デザイン、文字校正、印刷、Web制作まで、理念を形にするトータルサポートが可能です。ブランド価値を高める広報や、誠実で信頼感のある企業発信をご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください。