こんにちは。
東京文京区護国寺のデザイン会社、株式会社ユー・エス・エスです。
いよいよ7月。毎日暑い日が続きますが、この時期にちょっと心がときめくイベントといえば、やっぱり七夕。夜空に願いを託す――そんな風景を思い浮かべるだけで、どこか気持ちが洗われるような気がしませんか?
広報のお仕事をしていると、「どうやったら想いが届くんだろう?」「このメッセージ、ちゃんと伝わってるかな?」と悩む場面って、ありますよね。
でも、短冊に願いを込める七夕の風習って、実は“伝えること”の本質に近いところがあるんじゃないかな、って思うんです。
今回はそんな七夕の文化を入り口に、「想いを届ける」ためのクリエイティブについて、少しだけお話しさせてください。もちろん、私たちのことも少しだけ紹介しつつ…(笑)。
織姫と彦星が、年に一度だけ天の川を渡って再会する。
そんなロマンティックな物語に、子どもの頃から憧れていた方も多いのでは?
短冊に願いごとを書いて、笹に飾る――そんな風習は今でも夏の風物詩として親しまれていますよね。
「〇〇になりたいな」「△△が欲しいな」なんて書いた記憶、ありませんか?
大人になった今でも、“願いを言葉にする”って、それだけで少し前向きな気持ちになれるから不思議です。
そしてこの「願いを言葉にして託す」っていう行為、実は広報とすごく似ていると思うんです。
企業やブランドの「想い」や「大切にしていること」を、誰かに届けたい。
「知ってほしい」「共感してほしい」「好きになってほしい」…そんな願いを込めて、日々、発信している私たち広報のお仕事。
短冊と広報、ちょっと重なる気がしませんか?
七夕の歴史を少しだけご紹介すると――
中国の「乞巧奠(きこうでん)」という、裁縫や芸事の上達を願う行事と、日本の「棚機津女(たなばたつめ)」という神事が結びついたものと言われています。そんな異なる文化が奈良時代に出会って、やがて今の七夕のかたちへとつながっていったんですね。短冊に願いごとを書く風習も、江戸時代には庶民の間でぐっと広まり、すっかり夏の風物詩として定着したそうです。
どちらも、「想いを形にして届ける」文化なんですね。
こうして見てみると、伝えることって、昔から人の営みの中にずっとあったんだなぁと感じます。そして、ただ“伝える”だけじゃなくて、そこに物語や文化、感情が乗っているからこそ、人の心に届くんですよね。
七夕の短冊に願いを込めるように、私たちも、企業のメッセージに“想い”を込めて発信しています。でも、ただ伝えるだけでは、情報があふれる今の時代、なかなか届きにくいこともありますよね。
だからこそ大事になるのが、「そのメッセージをちゃんと“かたち”にする」クリエイティブの力なんです。
たとえば…
取材から編集、校正、印刷やWeb展開まで、まるっとお任せいただけるのが私たちの強みです。お客様の「伝えたい」を、いちばん伝わる形でお届けします。
星に願いを込める行事の中に、現代の広報活動に活かせるヒントが隠されているなんて、改めて考えてみると面白いですよね。
夜空に輝く星々が、遥か彼方の世界から私たちに光を届けてくれるように、私たちもまた、日々の発信で「誰かの心に届く光」をつくりたいと願っています。
もし、「この想い、どう伝えよう?」と迷ったときは、どうぞ気軽に声をかけてくださいね。
一緒に、あなたの願いをかたちにするお手伝いができたらうれしいです。