こんにちは。
東京文京区護国寺の文字校正が得意なデザイン会社、株式会社ユー・エス・エスです。
サスレポ(サステナビリティレポート)シリーズ第17回です。
今回のテーマは、「脱炭素(だつたんそ)」。
サスレポでは必ずといっていいほど出てくるキーワードですが、「何を書けばいいかわからない」「自社に関係あるの?」という声も多く聞かれます。
「脱炭素」とは、
地球温暖化の原因となるCO₂(二酸化炭素)などの温室効果ガスの排出を減らす・なくす 取り組みのことです。
世界では「カーボンニュートラル(排出量ゼロ)」が目標になっていて、日本も「2050年までに温室効果ガスの排出実質ゼロ」を掲げています。
中堅企業や未上場企業であっても、サスレポには具体的な行動と目標を書くことが大切です。
活動内容 | 書き方のヒント |
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電気をLEDに切り替えた | オフィスの照明をLED化し、消費電力を削減 |
車をハイブリッドに変更 | 社用車を低燃費タイプに変更 |
クールビズを推進している | 空調使用量の削減を目的に、軽装勤務を推奨 |
通勤をテレワークにした | 出社回数を減らし、移動による排出を抑制 |
📌 ポイントは「自社にできることで、すでにやっていること」も立派な取り組みということ!
専門用語 | やさしい言い換え |
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Scope1・Scope2 | 自社の施設や使っている電気から出るCO₂ |
エネルギーマネジメント | 電気やガスの使い方を見直しています |
GHG排出量 | CO₂などの温室効果ガスの量 |
→ 数値がなくても、「こういう行動をしている」でOK。
サスレポは“取り組みの姿勢”を見せることが第一歩です。
第18回は、「省エネ・リサイクルなど環境配慮の書き方」。
社内のいろんな工夫を、読みやすく伝える方法をご紹介します。
「脱炭素」や「環境配慮」の記述をどこまで入れるべきか悩んだら、ぜひご相談ください。
当社では、初めてのサスレポ作成をしっかりサポートしています。