こんにちは。
東京文京区護国寺の文字校正が得意なデザイン会社、株式会社ユー・エス・エスです。
サスレポ(サステナビリティレポート)シリーズ第12回です。
ここまで「何を書くか」「どうまとめるか」について、構成や用語の話を中心にしてきました。
今回は少し視点を変えて、数字や制度だけでは伝わらない“人の声”の重要性についてご紹介します。
たとえば、こんな項目があったとします:
テーマ | 数値による表現 |
---|---|
有給取得 | 「2023年度 有給取得率 62.4%」 |
ダイバーシティ | 「女性管理職比率 14.3%」 |
教育制度 | 「年間研修実施回数 12回」 |
数字としては伝わりますが、「実際どう感じてるの?」という温度感やリアリティまでは伝わりません。
サスレポに、「社員の声」「現場のエピソード」などを入れることで、数字の背景にある実感や努力が伝わりやすくなります。
→ こうした声が入ることで、「制度が“生きている”」ことが伝わります。
📌ポイント:「本音」に近い声をそのまま使うのが効果的!
数字だけでも、声だけでもなく、両方あることで「具体性+信頼性」のあるレポートになります。
要素 | 内容例 |
---|---|
数値 | 有給取得率 62.4%(2023年度実績) |
声 | 「取りやすくなったので、家族旅行に行きやすくなりました」 |
解説文 | 制度周知と上司の理解を進めたことで、取得率が向上しました |
第13回は「読みたくなるサスレポ」ってどんなレイアウト?
社内にも社外にも届く、見せ方の工夫を紹介します!
「社内の取り組みはあるけど、どう伝えたらいいかわからない」
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