株式会社ユー・エス・エス/上田写真製版所 ブログ

■社内報

新任担当者必見!初めての社内報づくり完全ガイド

🔍 1. 現状把握から始めよう

まずは「今」を知ることが、良いスタートの第一歩です。

過去の広報誌・社内報を読み込む
 ・対象読者、目的、トーン(文体・デザイン)などをチェック。

関係者にヒアリング
 ・読者の声、前任者の意図、制作会社の関わり方など背景を把握しましょう。

KPIを確認
 ・読了率、アンケート結果などから、改善ポイントを見つけます。


🎯 2. 伝わる社内報の鍵は「目的とターゲット設定」

「誰に」「何を」届けたいかを明確にすると、内容の軸がぶれません。

ターゲットによって内容を変える
 ・例)全社員向け→理念浸透、若手社員向け→キャリア紹介、顧客向け→商品案内

形式も調整
 ・紙、Web、動画など、読み手に合った手段を選びましょう。


📅 3. トラブルを防ぐには?余裕のあるスケジュール設計がカギ

制作は意外と時間がかかります。余裕あるスケジューリングが成功の秘訣。

一般的なスケジュール例:
 ・企画立案・編集会議:発行3か月前(2週間)
 ・原稿依頼・取材準備:2週間
 ・原稿執筆・編集  :3週間
 ・デザイン作成・修正:4週間
 ・校正・最終確認  :1〜2週間
 ・印刷・納品    :1週間

🔁 締切から逆算し、遅延が起きても対応できるバッファを確保しましょう。


🗂️ 4. コンテンツ計画と台割作成

企画の質が社内報の印象を決めます。計画性が成功のカギ。

コンテンツ軸を整理する
 ・人気企画の継続可否を再確認
 ・季節性や時事性も加味
 ・読者に寄り添った新企画の提案
 ・成果や数字の可視化(出典明記)

掲載順も大切
 ・例:経営陣メッセージ → 部署紹介 → 社員インタビュー → 社内行事

▶ 台割とは?

冊子全体の「設計図」です。ページごとの内容を決め、全体像を把握するために使います。

ページ内容
1表紙(特集タイトル、新商品紹介)
2経営陣メッセージ、挨拶
3〜4部署紹介、顧客事例
5〜6社員インタビュー、開発秘話
7イベントレポート、告知

💰 5. 広報誌・社内報の予算を立てよう

無理のない範囲で、最大限の効果を出す予算設計を。

主な予算項目:

  • 企画・編集費
  • 原稿執筆費
  • デザイン費
  • 印刷費(用紙、製本、色数など)
  • カメラマン手配費
  • 取材費(交通費等)
  • 配送費

予算配分のコツ:

  • 企画・デザインに力を入れるなら印刷仕様を調整
  • 写真・イラストを多く使うなら印刷費に余裕を持つ
  • 社内で対応できる業務は内製化してコスト削減

💡 安さだけで選ばず、業者の実績や対応力も重視しましょう。

 安さは魅力ですが、文字校正でのミスが頻発したり印刷の色味が悪くなり、


📈 6. 読まれる社内報にするための工夫

“読まれる・伝わる”には、ちょっとした工夫がポイントです。

タイトル・見出しに工夫
 ・興味を引く言葉選びでクリック率アップ

ブランディングとの整合性
 ・写真・色・フォントはブランドガイドラインに合うように

トーン&マナーの統一
 ・書き方・言葉遣いに一貫性を持たせることで、信頼感が生まれます

スマホ対応デザイン(デジタル版)
 ・スマホやタブレットでも快適に読めるように設計

発行後の改善
 ・アンケートや読者の声を集め、次回に活かす


✅ まとめ

社内報づくりは「読者目線」がすべての出発点です。

  • 目的とターゲットを明確にする
  • スケジュールと台割で効率よく進行
  • デザインとトーンで信頼感を高める
  • フィードバックで継続的に改善

初めてでも大丈夫。大切なのは、読者の笑顔を想像すること。情報を届けることで、組織のつながりをつくる喜びを感じてください!


📩 お悩みの方はお気軽にご相談を!

「今のやり方でいいの?」「他社はどうしてるの?」
 そんな疑問をお持ちの広報・社内報担当者さまへ。

当社では、

  • 企画・台割作成
  • デザイン・取材・撮影
  • 印刷・Web化まで

トータルでサポートいたします。豊富な他社事例をもとに、最適なご提案をいたしますので、
まずはお気軽にご相談ください!

pagetop