4月30日頃から、二十四節気の一つ「穀雨(こくう)」の末候、牡丹華(ぼたんはなさく)に入ります。 この時期は「牡丹の花が咲く頃」という意味を持ち、 新暦の4月30日~5月4日頃にあたります。
春も終わりに近づき、日差しが強くなってくるこの季節。今回は 穀雨と茶摘み、そして初夏の準備についてお伝えします!
「穀雨」は、「穀物を潤す雨が降る時期」という意味で、 農作物の生長に恵みをもたらします。
「♪夏も近づく八十八夜~♪」と歌われる八十八夜(はちじゅうはちや)は、 立春から数えて88日目にあたる、5月2日頃です。
「八十八夜に摘んだお茶を飲むと長生きする」 という言い伝えもあり、特にこの時期の新茶は香り高く人気です。
穀雨が過ぎると、いよいよ夏へと向かいます。 この時期にしておくと快適に過ごせる「初夏の準備」をご紹介します。
🌸 衣替え:冬物はクリーニングに出し、夏服を準備。クローゼットも整理してスッキリと。
🛏 寝具の見直し:薄手の掛け布団やタオルケット、枕カバーやシーツを通気性の良い素材に変更。
🏡 インテリアを爽やかに:カーテンや雑貨を涼しげな淡いブルー系やグリーン系に替えて涼しげに…。
🍽 食卓も初夏仕様に:ガラスの器で涼しげに演出したり、旬の食材(新茶、新玉ねぎ、そら豆など)を楽しんだり。冷たい飲み物を常備して水分補給もお忘れなく。