株式会社ユー・エス・エス/上田写真製版所 ブログ

教えて、社内報Q&A

◆教えて!「社内報」づくりのQ&A2〈目的とその役割2〉

Tag :

こんにちは。
東京文京区護国寺の文字校正が得意なデザイン会社株式会社ユー・エス・エスです。

「初めて社内報の担当になったけれど、何もわからない、何から始めたらよいのかわからない」

そんな社内報のご担当者様のために、社内報制作についての基本をQ&A形式でご紹介するシリーズ。
今回は第2回です。

 

社内報にはどんな役割があるの?

Q. 社内報は会社の情報を伝えるだけだと思っていました。ほかにも役割はあるのでしょうか?

A. はい、社内報にはいくつかの大切な役割があります。
単なる「お知らせ」ではなく、会社全体をつなぎ、社員一人ひとりが働きやすくなるためのサポートをしてくれる存在なのです。


主な役割は大きく3つに分けられます

1. 経営の方針や会社の考えを伝える

経営層やトップが「今なにを考え、どんな未来を描いているのか」を社員に伝えることはとても大切です。社内報を通じて、会社の方向性や方針が具体的に示されることで、社員は安心して日々の業務に取り組めるようになります。
また、自分の仕事が会社全体の目標にどうつながっているのかが理解でき、働くモチベーションにもつながります。

2. 社員同士のコミュニケーションをつなぐ

会社が大きくなるほど、部署や立場の違いで社員同士の交流が減りがちです。社内報には、他部署の活動紹介や社員インタビューなどを載せることで「この人はこんな仕事をしているんだ」「あの部署はこんな工夫をしているんだ」と互いを知るきっかけをつくる役割があります。
こうした情報は、部門を超えた協力体制を築いたり、新しいアイデアを生み出す土台になったりするのです。

3. 会社への理解や愛着を育てる

 「自分はこの会社の一員なんだ」と感じられることは、働くうえでの大きな力になります。社内報は、会社の歴史や文化、社員の声を取り上げることで、自然と仲間意識や一体感を生み出していきます。
結果として、社員のモチベーションアップや定着率の向上にもつながります。


立場やキャリアによっても役割が変わる!

  • 新入社員:会社の雰囲気や各部署の様子がわかることで不安がやわらぎ、早く職場に溶け込めるようになります。
  • 中堅社員:他部署の取り組みや成功事例を知ることで、横のつながりが強まり、連携や新しい発想が生まれるきっかけになります。
  • ベテラン社員:最近の動きや新しい社内用語を知ることで、若手社員ともスムーズに会話でき、経験を活かしたサポート役として存在感を発揮できます。

このように社内報は、経営側から経営方針や事業戦略を社員たちに伝えたり、世代間・他部署間を越えた交流を図ることができるのです。

★POINT

社内報は「情報を伝える」だけではなく、社員と会社をつなぐ大切なコミュニケーションツール
読む人の立場に合わせて、内容を工夫することが大切です。

 

「新しい企画をどう立てればいいの?」「もっと読みたくなるデザインにしたい!」──そんな社内報づくりのお悩みも、ぜひユー・エス・エスへお気軽にご相談ください。

pagetop