はじめましての方も、いつも読んでくださっている方もありがとうございます。
東京・文京区護国寺にある、社内報制作をトータルでサポートする株式会社ユー・エス・エスです。
社内報を担当するとき、まず立ちはだかるのが「仕様をどうするか」という問題です。サイズやページ数、カラーかモノクロか──決めなければならないことが多くて、最初は誰もが戸惑います。
今回は、第9回として「仕様の考え方」についてやさしく整理しました。これから社内報を立ち上げようとする方の参考になれば幸いです。
📐 「仕様」は最初から完璧を目指さず、続けられる形で決めよう
Q. 社内報の仕様を決めたいのですが、どのように考えればよいのでしょうか?
A.社内報には厳密な決まりはありません。だからこそ、最初に「どんな形でつくればよいか」と迷う方が多いのです。
大切なのは、背伸びをせず、続けられる範囲から始めること。
最初から雑誌のようにページ数を増やすと、予算も時間もかかり、次号が出せなくなることもあります。まずはシンプルな構成でスタートし、慣れてきたら少しずつ発展させましょう。
📏 仕様を決めるときの主なポイント
- ページ数と構成
最初は 8〜12ページ前後 がおすすめです。トップメッセージ、ニュース、社員紹介など、定番記事を中心に構成を考えましょう。安定して続けられるようになったら、16ページ以上に拡大しても構いません。 - カラー or モノクロ
写真やイラストを活かしたい場合はフルカラーが基本です。モノクロ印刷も可能ですが、やや印象が地味になります。社員の写真やイベント紹介が多い場合は、カラー印刷のほうが伝わりやすくなります。 - サイズと製本方法
最も一般的なのは A4サイズ・中綴じ製本。ただし、A3二つ折りやB5サイズを採用する会社もあります。ページ数が増える場合は無線綴じも選択肢に。保管性や配布のしやすさを考慮して決めましょう。 - 発行部数
基本は全社員分ですが、家族や関連会社へ配布する場合もあります。部数はコストに直結するため、配布対象を明確にしておくことが重要です。
🔍 他社の事例をどう参考にする?
「他社はどんな仕様で出しているのだろう?」と気になる方も多いと思います。残念ながら、社内報は社外に公開されないことが多く、直接目にする機会は限られます。「他社はどんな仕様で出しているのだろう?」と思う方も多いでしょう。社内報は外部公開されることが少ないため、直接比較は難しいですが、制作会社の実績紹介ページ や 社内報アワード受賞事例 を参考にするとヒントが得られます。
業種や会社規模が近い企業の事例を調べることで、自社に合った仕様の方向性を見出しやすくなります。
📝まとめ
- 予算とのバランスを考える
仕様を豪華にすればするほどコストはかかります。続けられる範囲で現実的に設定することが大切です。 - コンセプトを優先する
仕様はあくまで「形」であって目的ではありません。誰に、どんな情報を、どのように届けたいのかを最初に決め、その内容に合った仕様を選びましょう。 - 「シンプルに始める」ことを恐れない
最初から完璧を目指す必要はありません。無理なく続けられる形から始めて、少しずつ理想に近づけていきましょう。
💡POINT
社内報の仕様は「サイズ・ページ数・カラー・発行部数」など多くの要素で決まります。最初はシンプルに始め、会社の規模や目的に合わせて徐々にブラッシュアップしていくことが成功の秘訣です。
💬よくある質問(FAQ)
Q. 最初からカラーで作るべきですか?
A. 写真やイベント紹介が多いならカラーがおすすめです。費用を抑える場合は、特集ページだけカラーにする方法もあります。
Q. 他社の仕様をそのまま真似してもいい?
A. 目安として参考にはなりますが、社風や読者層が異なるため、自社の目的に合わせて調整することが大切です。
Q. ページ数を増やしたいけど予算が不安です。
A. 内容が充実してから段階的に拡大するのがおすすめです。当社では、ページ構成や印刷方式の相談も承ります。
「仕様をどう決めればいいか迷っている」「自社に合った社内報の形を知りたい」──そんなときも、株式会社ユー・エス・エスにお任せください。
私たちは護国寺を拠点に、企画から取材、デザイン、校正、印刷までワンストップで対応し、安心して任せられる社内報づくりをサポートしています。