株式会社ユー・エス・エス/上田写真製版所 ブログ

教えて、社内報Q&A

◆教えて!「社内報」づくりのQ&A8〈スケジュールの立て方と進め方 〉

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こんにちは。
東京・文京区護国寺で、社内報づくりをトータルサポートする株式会社ユー・エス・エスです。

「社内報のスケジュールってどう作ればいいの?」「発行までの流れがイメージできない…」──そんなお悩みにお答えします。
このシリーズでは、社内報制作の基本をQ&A形式でやさしく解説しています。今回は第8回、スケジュール編です。

スケジュールはどう立てればいいの?

Q. 社内報のスケジュールを立てたいのですが、どんな考え方で進めればいいのでしょうか?

A.スケジュールは、社内報づくりの「設計図」です。制作に関わる人は、この予定表をもとに取材や執筆、デザインや印刷を進めます。あいまいなままでは混乱を招きますが、明確にしておけば関係者全員が安心して進められます。

ExcelやWord、Googleスプレッドシートなどを使って、誰でも見られる形にまとめておくと便利です。オンラインで共有できるようにすれば、進行の遅れや予定変更もすぐに反映でき、トラブルを防ぎやすくなります。

季刊を例にした流れ

例えば、年4回(1月・4月・7月・10月)発行にする場合は:

  1. 発行日から逆算してスケジュールを作成
  2. 発行直後に次号の企画会議を実施し、取材先や原稿依頼を決定
  3. 1〜2か月で取材・執筆を進める
  4. 残り1か月でデザイン・校正・印刷を行う

👉 この逆算思考を徹底することで、全体の進行がスムーズになります。

季刊と月刊の違い

  • 季刊(3か月ごと)
     普段の業務と並行しながら進められるため、初めての担当者でも余裕を持って取り組めます。記事やデザインもじっくり練ることができ、読みごたえのある内容になります。
  • 月刊(毎月発行)
     毎月取材・原稿・校正・印刷を繰り返す必要があり、非常にタイトです。専任の社内報担当を置いている会社が多く、進行管理能力が求められます。

📌 スケジュール表に入れておきたい項目

  • 発行号と発行日
  • 企画会議の日程
  • 取材・撮影の締切
  • 原稿提出の締切
  • デザイン入稿日
  • 初校・再校の日程
  • 印刷開始日と納品予定日

👉 これらを一覧化しておくことで、「今どこまで進んでいるか」「誰がどの作業を担当しているか」が一目で分かります。

余裕あるスケジュールが大切

初めて社内報を担当する方には、季刊からのスタートがおすすめです。余裕を持って準備ができるため、取材や原稿の質を高められます。逆に無理なスケジュールでは、内容が浅くなったり、印刷直前に慌ただしく修正することになったりと、トラブルの原因になりかねません。

また、予備日をあらかじめ設定しておくのもポイントです。「必ずどこかで遅れが出る」と想定し、修正や調整に充てられる時間を確保しておきましょう。これだけで進行の安定感が大きく変わります。

💡POINT

社内報づくりは「逆算して余裕を持つ」ことが基本。無理のないスケジュールを組むことで、慌てずに準備でき、結果として内容の充実にもつながります。

「スケジュール管理に不安がある」「進行表をどう作ればいいか迷っている」──そんなときも、株式会社ユー・エス・エスにお任せください。護国寺を拠点に、社内報づくりをトータルでサポートする会社として、デザインから文字校正、印刷までしっかりお手伝いします。

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