📝社員に読まれる社内報は“インタビュー力”で決まる

🎤 社内報インタビューを成功させるコツ

はじめに

「せっかく取材して記事にしたのに、社員があまり読んでくれない」──
社内報を発行している企業から、こんな悩みを耳にすることがあります。

その原因のひとつが、**インタビュー記事の“質”**です。
社員紹介や部署紹介は定番企画ですが、質問が毎回ワンパターンだったり、

表面的な内容にとどまってしまうと、どうしても「読まれない記事」になりがちです。

そこで今回は、インタビューをもっと面白く、そして社員が読みたくなる記事にするためのポイントをお伝えします。


📌 インタビューの落とし穴

社内報のインタビューでは、以下のような質問に偏りがちです。

テンプレートの質問を毎号繰り返してはいませんか?

  • 「現在の仕事内容を教えてください」

  • 「今後の目標は何ですか?」

もちろん定番の質問は必要ですが、これだけでは 「仕事紹介」 で終わってしまい、読む側にとっては物足りません。
結果、せっかくのインタビューが「似たような記事の繰り返し」と感じられてしまうのです。


💡 読みたくなるインタビューをつくる質問例

読者が「へぇ!」と感じ、相手の人柄が伝わる質問を混ぜることが大切です。

例えば:

  • 「仕事で一番“焦った失敗”は?」

  • 「今の仕事をやっていて“おもしろい瞬間”はどんなとき?」

  • 「最近ハマっている趣味やマイブームは?」

  • 「同僚にしか知られていない“意外な一面”は?」

こうした質問は、社員が思わず「え!そうなんだ。意外」「あーその失敗はするよね」

など記事に共感を持ってもらえるきっかけとなります。
更に記事の中にユーモアや日常感がにじみ出ると、自然と読みやすくなります。

社風に合わせて、チャレンジしてみてください。


🛠 インタビュー力を高めるコツ

  • 準備を怠らない
     事前に相手のプロフィールや担当業務を調べておくと、会話が深まりやすくなります。
  • リアクションを大きくする
     うなずきや共感を示すと、相手はリラックスして本音で話してくれます。

  • 脱線を恐れない
     話が横道にそれても、そこから“お宝エピソード”が出てくることがあります。

     脱線は、インタビューが上手くいっているから出てくるものです。

            焦らずゆっくり関連する本線話を引き出していきましょう。

  • 記事化は読者目線で
     インタビュー内容を整理するときは、「社内の誰に読んでほしいか」を意識して

      まとめることが大切です。専門用語ばかりで新人が付いていけない記事になっていないか、

      また若い世代にしか通じない話になっていないかの目線確認も重要です。


🔑 社内報担当者の武器になる“インタビュー力”

インタビュー力は、経験を積むことで確実に上達します。
毎号の社内報で「前回より一歩踏み込んだ質問をしよう」と意識するだけでも、記事の質は大きく変わります。

また、外部の制作会社に相談することで、第三者目線の質問設計や記事のまとめ方を学ぶこともできます。
社員にとって「読みごたえがある」「自分も登場してみたい」と思える社内報は、企業全体の一体感を

高める力を持っています。


👥 プロに任せるときの注意点

取材・編集だけを外部に依頼し、デザイン制作は別会社に任せる──このような分業スタイルを選ぶ企業もあります。
ただしこの場合、編集権限の範囲が曖昧だとトラブルが生じやすいのが実情です。

  • インタビューと文字起こしまでを依頼するのか

  • 写真撮影もお願いするのか

  • レイアウト指定まで含めるのか

こうした点が整理されていないと、せっかくの原稿が記事ページとして形にならないこともあり得ます。
社内報は全ページを通してデザインレイアウトされる媒体であるため、取材と編集、デザインが噛み合って初めて完成度の高い誌面になります。

ご担当者様がそこまでコントロールを担うのは大きな負担です。
そのため、取材・編集から制作まで一貫して対応できる会社に任せる方が安心といえるでしょう。


📣 株式会社ユー・エス・エスにお任せください

株式会社ユー・エス・エスでは、社内報の 企画・取材・インタビュー・編集・デザイン制作・印刷 まで一貫してサポートしています。

  • 「もっと読まれる社内報にしたい」

  • 「取材やインタビューがうまくいかない」

  • 「記事はできてもデザインとつながらない」

そんな課題をお持ちのご担当者様は、ぜひお気軽にご相談ください。

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