📢 DX時代に見直したい「紙×Webの社内報」
技術伝承と人材育成を支えるハイブリッド活用法
近年、多くの企業が「DX推進」を掲げ、業務のデジタル化を急速に進めています。
社内情報の共有もWeb化・データ化が当たり前になり、
「紙の社内報はもう古いのでは?」という声も増えてきました。
しかし、本当にすべてをデジタルに置き換えることが、企業にとって最適解なのでしょうか?
特に、ベテラン社員の退職が進む今、「技術伝承」という視点で考えると、
効率一辺倒の情報管理は大きなリスクをはらんでいます。
⚡ 技術が消える危機:効率化だけでは守れないもの
ベテラン社員が長年蓄積してきた経験やノウハウは、マニュアルだけで簡単に引き継げるものではありません。
特に現場で培われた“勘”や“感覚”、“失敗事例”のような
言語化しにくい暗黙知は、しっかり仕組みを作らなければ、静かに社内から消えていきます。
多くの企業がこの課題に気付きつつも、「効率化」「デジタル化」という流れに乗り、Web化に傾倒しがちです。
しかし、そこに見落としてはならない落とし穴があります。
🔍 Webは「答えを探す場」、紙は「気付きが生まれる場」
Webには、瞬時に答えを検索できるという圧倒的な利便性があります。
業務の現場では「今すぐ知りたい」「即答したい」場面も多く、Web社内報はとても有効です。
ただし、Webだけでは得られない価値が確かに存在します。
紙の社内報は、ページをめくる過程で“本来探していなかった知識”に出会える副次的効果があります。
若手社員が目的の記事だけをWebで検索すると、その知識は一時的な「点」に留まります。
一方、紙の社内報を読むことで、隣の記事、先輩のエピソード、会社の歴史に自然と触れることができ、
将来に繋がる“面”としての知識が広がります。
これは、単なる情報共有を超えた、人材育成の仕組みにもなるのです。
🎯 会社が育てたいのは「検索力」だけでいいのか?
業務の効率化は重要です。
しかし、本当に会社が育てたいのは、「検索が早い社員」だけでしょうか?
検索力は部分的な知識を拾い集める力にすぎません。
未来の企業を支えるのは、全体を俯瞰し、自分で考え、応用し、次世代に繋げられる社員です。
そのためには、効率化だけでは足りない「偶然の学び」「視野を広げる機会」が必要です。
紙の社内報は、そのきっかけを自然に生み出せる貴重なツールです。
💡 ポイント
✔ Webで即答できる仕組みは業務効率化に最適
✔ 紙で学びを深める仕組みは人材育成に最適
✔ 両方を組み合わせることで、DX時代にふさわしい社内報が実現
📚「Webで即答、紙で未来を育てる」ハイブリッド社内報のすすめ
比較項目 |
Web |
紙 |
---|---|---|
検索性 |
◎ |
△ |
即時解決 |
◎ |
△ |
知識の偶発的習得 |
△ |
◎ |
育成効果 |
△ |
◎ |
保存・振り返り |
◯ |
◎ |
現場への配布 |
◯ |
◎ |
✔ Web社内報は、検索しやすく、更新しやすい「即答型ツール」として活用。
✔ 紙の社内報は、偶然の気付きや技術伝承、会社文化を醸成する「育成型ツール」として活用。
両方の良さを活かすことで、DX時代にふさわしい、効率と学びを両立する社内報運用が実現します。
✅ まとめ
DX推進が進む今こそ、
「何をデジタル化し、何を紙に残すか」を見極めることが重要です。
ベテラン社員が退職するたびに、貴重な技術や会社の歴史が消えてしまう――
そのリスクを防ぐのが、紙×Webのハイブリッド社内報です。
Webで即答、紙で未来を育てる。 これが、次世代の社内報スタイルです。
✨ 株式会社ユー・エス・エスのご紹介
私たち、株式会社ユー・エス・エスは、
創業70年、社内報制作に携わって40年以上の実績を誇ります。
これまで150社以上の企業様の社内報において、
企画・取材・編集・制作・文字校正まで一貫してお手伝いしてまいりました。
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