ユーエスエスブログより◆教えて!「社内報」づくりのQ&A④〈社内報づくりの流れ〉

「初めて社内報の担当になったけれど、何もわからない、何から始めたらよいのかわからない」 そんな社内報のご担当者様のために、社内報制作についての基本をQ&A形式でご紹介します。

Q. 社内報ができるまでにはどんな工程がありますか?

A. 1冊の社内報が完成するまでにはいくつもの工程があり、社内外問わず多くの人と協力し、連携し合いながら制作を進めていく必要があります。おおまかな全体の流れは次のようになっています。

 

1. 企画立案 予算や発行の目的、編集方針が決まったら、編集会議で提案する企画を立案。

 

2. 編集会議 各担当者がそれぞれ持ち寄った企画を提案・検討。そこで特集や連載の内容を決めていきます。できれば年間企画を立てておくと、少し先を見据えながら効率的に準備を進めることができます。

 

3. 台割・予想図(ラフ)の作成 ページの割り振りを検討し、文字のボリューム・写真・イラストなどの扱い方を想定した予想図(ラフ)を書いて全体の流れをイメージ。

 

4. 情報収集 アポイントをとって取材・撮影。集めた素材を使って原稿執筆。

 

5. 原稿依頼 他部署や外部のライターへ執筆の依頼。

 

6. 編集 台割に沿って原稿や収集した素材を使い仮レイアウトを作る。

 

7. 入稿 仮レイアウト、原稿、素材をデザイナーに渡す。

 

8. 初校 デザイナーから作成されたゲラ(レイアウト)をもらい、誌面のイメージや文字の確認する。同時に原稿執筆者や取材先への確認も行う。

 

9. 再校 デザイナーと複数回のやり取りを行い、デザインや文章・写真などの細部の修正を行う。

 

10. 校了 すべての修正が反映されているか最終チェック。

 

11. 印刷・製本 印刷会社にデータを渡す。

 

12. 完成・配布

 

13. 読後の反応調査

アンケートなどで読者の反応を知る。

外部との連携をスムーズに運ぶ責任があるので、工程を把握しておくのはとても大切です。 社内報担当者は「社内報」という船の舵をとるディレクター。指示を待つのではなく、全体の流れを頭に入れて自分から舵取りをしていきましょう。 ここで初めて工程の全体像を知ったという人は、そのボリュームの多さに少々戸惑っているかもしれません。けれども、次にどんなことをするのかがわかっていればだんだんと余裕も生まれていきます。「もう少し原稿待ってもらえない?」といった問い合わせにも素早い判断がくだせるようになるでしょう。

★POINT 社内報作りはチームワークが大切。担当者全員で流れを把握しておきましょう。

新しい企画ってどう考えればいいの?」「みんなが読みたいと思うようなデザインにしたい!」など、社内報のお悩みは、ユー・エス・エスへお気軽にご相談ください。

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