これからのWeb社内報

~コロナ禍で進んだWeb化、その次に来るのは“紙との再接続”~

💬 はじめに
コロナ禍をきっかけに、一気に進んだ社内報のWeb化。
「スマホで読めて便利」「コスト削減になる」といったメリットが評価され、多くの企業が紙からWebへと移行しました。
しかし最近では、**“Webだけでは伝わらない”**という声も増えてきています。
果たして、次の時代の社内報はどう進化していくのでしょうか。


💡 Web社内報のメリットと限界

Web化の最大の魅力は、「更新の速さ」と「アクセス解析ができること」。
誰が、いつ、どの記事を見たのかが分かる──これは紙にはない大きな利点です。

しかし一方で、現場からはこんな声も。

「通知が来ても、つい後回しにしてしまう」
「画面で読むと流し見になって、内容が頭に残らない」

そう、“手に取って読む”行為がなくなったことで、印象に残りにくくなっているのです。
まさに「便利だけど、心に残らない」──これがWeb社内報の盲点と言えるでしょう。


📖 紙とのハイブリッドという新しい形

ここで注目されているのが、紙×Webのハイブリッド型社内報です。

例えば、誌面上にQRコードをバリアブル印刷(社員番号などを紐づけて)し、
スマホで読み取ると「その人の閲覧状況」が分かる仕組み。

📱 個人別の既読確認 が可能になり、Webの利点を紙に融合できるのです。

しかも、リンク先には動画メッセージ部署別の特集ページを配置すれば、
「文字ばかりで読みにくい」というWeb社内報の弱点もカバーできます。
紙面で“気づき”を与え、Webで“深める”──この連携が、これからの主流になりそうです。


👀 ハイブリッド化で変わる「伝わり方」

人は、触れる・めくる・見るという行為の中で情報を“体感”しています。
紙を通じて感情が動き、その延長線上でWebコンテンツを見る。
この「感情のスイッチ」を押せるのが、紙媒体の強みです。

一方Webでは、動画やコメント欄を通じて“参加感”を演出できる。
つまり、**紙が「入口」・Webが「対話の場」**という役割分担が理想的です。


🚀 次の一歩は「社内報DX」

DXというと大げさに聞こえますが、要は**“デジタルで人をつなぐ”**こと。
紙とWebの両輪で、

  • 読まれる仕組み

  • 反応を見える化する仕組み

  • 継続して改善する仕組み
    を整えることが、今後の社内報運営に求められています。


🏁 まとめ

Web化は終着点ではなく、新しいスタート地点
「紙をなくす」ではなく、「紙を進化させる」。
そんな視点で取り組むことで、社内報はもっと面白く、もっと届く媒体になります。


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